嫌いな虫っているか？

私はいるぞ、クモだ！

何で嫌いなのかっていえば、見た目が気持ち悪いところとハイスペックなところだ！

壁を走り、天井も進める。

巣を作って罠を仕掛けもするしな！

私が知ってる、奴らのイヤ目な能力を書いていくぞ～！

1.目玉の数が奇数のやつがいて、視界にぼやけた点をあえてつくる。この点を獲物に当てることで、正確に襲える。つまり、天然の照準器だ！

2.糸で空を飛ぶやつもいる。凧みたいに風を受け止めて飛びやがるんだ。とくに子供のクモな。競争率を下げるため、遠くに飛んで行くんだぞ。

3.水中を泳げるクモもいる。腹の体毛に空気を絡めている。酸素ボンベ背負ってるみたいなもんだ。

4.毒がパネエ……。神経に作用する毒とか、細胞をドロドロに溶かす毒とか、いろいろとヤベエ……。

5.脱皮しやがる。虫だからな、夏休み明けの学校とかにスカスカのクモの脱皮した皮が落ちてたりして、見るとドン引きできる。タランチュラの皮とかは、ゴツい毛の一本ずつまで残ってる皮だ。ほんとイヤ。

6.クモの巣には粘着質の捕獲用の糸と、くっつきにくい足場用の糸がある。ナルトのアニメでもやってたなー。

7.クモの巣は食べて再利用。じつは毎日のように自分の巣の糸を食べては新しいもんに交換してやがる。大食いして余力があるときは大きな巣を作る。

あれ、非常食的な使い方もしてやがるわけだ。奴らはエサを１日一回は食べないと飢え死にする。大きな巣を作っておけば、緊急時のおやつも増えるんだ。計画的でほんとイヤ。

クモのヤツ、ほんとにハイスペックだからイヤなんだよなあ。

いや、機能そのものは好奇心がくすぐられて面白いんだけど。

なんかこう生存への願望とか欲求がスゴすぎるというか高機能すぎて、本当にイヤになっちまうな。

何のためのハイスペックなのか？

人類に勝つためにとかだったらイヤだ。

シャツとかのデザインは許せるが、リアルの生クモは見るだけで鳥肌が立つわー。

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