第3章 会議

俺の会社は月1回必ず会議が行われる。その月の最初に行うんだけど今日はその日。

社員全員も参加する。


「では今月の会議を始めます。まず初めに今月の〇〇会社への取引について。有原お願い。」

「はい。今月1番大きな取引となる〇〇ですが対応は有原と湯浅で行う予定です。」

「湯浅、準備は出来てるのか?」

「はい。まずは今季押されるであろう文房具を押していこうかと。」

「そこは2人に任せる。上手くやれよ。」

「「はい。」」


あ、俺の会社はどゆな会社か言ってなかったね。俺の会社は文房具を開発して売る会社。

〇〇っていう会社は大手の会社で文房具を主に売ってるからこことの取引は大事にしている。

勿論他の会社との取引もだよ。

それから会議は順調に進み今月の予定は立てることが出来た。


「それでは月1の会議はこれで終わります。また何かあったらどんな事でもいいので相談して下さい。」

「「「はい。」」」


無事に会議も終わり会議室を出た。時間を見るとそろそろ結夏のお迎えに行く時間。

会社内にある保育園に向かい結夏を迎えに行った。


「すいません、長野ですが。」

「はい、結夏ちゃんのお迎えですね。お待ち下さい。」

「ありがとうございます。」


数分後保育士さんに連れられて結夏が来た。


「にぃに!」

「お帰り。先生にちゃんとさようならして?」

「先生、さようなら。」

「はい、さようなら。また明日ね。」

「うん!」


先生と別れて結夏に今日あった事を聞きながら社長室へ。

保育園が終わってからも俺の仕事が終わるまでは社長室ですごしてる。


「失礼します。長野、〇〇との取引なんだが。」

「有原か。どうした?」

「さっき電話があってな。今から打ち合わせなんだ。俺と湯浅で行ってくる。だからすまないが今から出かける。」

「分かった。打ち合わせ終わったらそのまま帰って大丈夫だぞ。」

「ありがとう。結夏ちゃんこんにちは。」

「こんにちは。お仕事頑張ってね。」

「ありがとう。そしたら。」

「あぁ。」


有原と湯浅は今から打ち合わせか。大変だな。もう終わる頃には定時を過ぎてるだろうし帰す事に。

それから集中して仕事をしていたら定時になっていた。

皆仕事も終わってそうだし今日は残業なしで帰るかね。


「よし、皆お疲れ様。定時だし上がっていいぞ。」

「「「はい。」」」


皆も仕事は終わってたみたいで準備をして帰って行きはじめた。俺も帰る準備をして結夏を連れて家へ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る