第2章 結夏風邪
朝から結夏の様子がおかしい。いつもみたいな元気もないし顔色も悪いのだ。
だけど熱もなく俺も仕事を休むわけにも行かず保育園に事情を説明して行かせた。何かあったらいつでも連絡下さいと伝えて。
それから少し気にを掛けながら仕事をしていた。
お昼を過ぎた頃、社長室の電話がなった。保育園からだった。
お昼寝の前に少し顔が赤くなってるのに気付いてくれた保育士さんが熱を測ってくれたらしく測ると37.8℃もあるらしい。
丁度仕事も落ち着いたし保育園にお迎えに行く事に。
「すいません、長野ですけど。」
「あ、お疲れ様です。結夏ちゃん、熱はありますけど落ち着いて眠ってます。」
「ありがとうございます。今日は連れて帰りますね。」
「いえ。結夏ちゃん連れて来ますね。」
「お願いします。」
保育士さんに抱かれてぐったりしてる結夏が来た。
荷物と受け取り結夏を抱き上げたら起きてしまった。
「結夏起きた?もう帰ろうね。」
「にぃに…?」
「そうだよ。にぃにと帰ろうね。」
(コクン)
社長室に向かう前に医務室に行きそこにいるお医者さんに診察をしてもらった。
診察の結果は風邪との事。まだ熱は上がるかもしれないから気をつけて下さいだって。
社長室に戻りソファーに寝かせた。
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