第2話

肌が焼けるように暑い夏

高校入学当初から友達もできずクラスで浮いていた私は高校生活最後の夏休み目前のところで上履きを隠された。

中学からいじめには慣れていたので気にせず職員室へスリッパを借りに行った。

先生からは特に何も聞かれなかった。

教室へ向かい席に着くと机の中にあるはずの教科書がない。

ゴミ箱を見てみると私の上履きと教科書が

拾う私をクスクスと笑う数人の女子。

気にせず上履きを履き教科書をしまう

すると

「あいつそのまま履いたよ」

「汚な〜」

「やっぱりあの噂本当だったんだ。」

小声で私の悪口を言う声が聞こえた。

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神さまのおままごと 陽月 @hizuki1039

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