第2話 王様死す

「やって来たぜ!ゲームの中に! 


       ってあれ?ここどこ?」


 俺がいるのはどこだろうか?、まず広い部屋で、周りには騎士っぽい人と〜?目の前の足くんでいかにも王様って感じの王冠と服来ている人がいる。


「おお〜、勇者様〜!」


 はい?勇者?、場所は村、町、帝都の場所をランダムで決められて、しまったな〜詳しい始まり地点聞いてないよ〜!。


 どうやら俺は王の謁見の間で目覚め、召喚扱いにでもなっているのだろうか?。


 とりあえず、自分の考えが合っているか確かめるために、聞いてみることに。


「ゲームという言葉はいささかわかりかねますが、ようこそ帝都アブラムへ」


 どうやら帝都アブラムというとこの城かな。


「えっと〜、はじめまして。俺の名前はナガルといいます。ここはどこかお聞きしてもよろしいでしょうか?」


「ええとここは王城であり、私がこの帝都を納めている王である」


 マジかよ、ビンゴだったとは。


「教えてくれてありがとうございます。で〜、その〜、なんのご用でしょうか?。何もご用なければ冒険しにいきたいのですが」


「ちょちょちょ、待ってくだされ勇者様!」


 いやいや俺こんなの聞いてないよ!なんでいきなり王城で王の謁見の間で勇者なんだよ!。


 とりあえず、俺の体にしがみついて離れない王を守りし騎士たちが邪魔なので、話をとりあえず聞くことにした。


 しかし……。


「いあ〜、いじぐはもうもるかと〜」


 目の前の光景は何なのだろうか。


 王は勇者と呼ぶ俺をわざわざ引き止めたくせに、俺の前で美味しそうなご飯をペチャクチャもぐもぐと食べながら、話し始めたのである。


それが気に食わなかった俺は……。


「えい」


 とりあえず棒読みで初期装備の短剣を王の首元へと無意識に放つ。


 騎士たちは慌ててその短剣を止めようとするがすでに遅し。


「くゔ、………」


 王の首からは大量の血が出る、俺はあれ?と我に返る。


 こうして俺はとりあえず舐め腐った王様を殺してみた感じに、というか殺してしまったのである。






























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