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10話より、
「脅威と判断、離脱。戦力の低い戦闘員の排除を優先する――」
感情が感じられない機械音声が聞こえてきたと同時に絡繰兵が京から逃げようと飛翔する。
「――なんてことッ!」
赤い絡繰兵はショックを受けてその場に蹲っているアイシャに狙いを定めたのだ。
本話より、
「脅威と判断、排除を優先する――」
――読み通りッ!
アイシャは口の端を吊り上げる。どうもこの赤い絡繰兵、妙な人間臭さがある。強者との戦いを好んでいるようなところが垣間見えた。
前話だと実力の高い京から逃げていたので、本話で「強者との戦いを好んでいるよう」というのが意外でした。あとに、「見境はないが、ある程度の矜持は持っていたのだろう」と推測しているので、ただ単に闘い好きというだけで、絡繰兵自体にそこまで繊細な感情はないのかもしれませんが。
作者からの返信
ありがとうございます。最初はただの異質な機械兵という構想だったのですが、自我を持ったりしていたりするのもいる…と、変遷しています。この方向性が正しかったのか自分でも自信がありません。
ジャッキーのカンフー映画で育った世代としては、京老師がユエン・シャオティエンに見えますね!(おい
作者からの返信
ありがとうございます。ユエンさんを検索してみたのですが、高名な方なんですね。