王国潜入、転生者狩り
第15話 潜入
カゼルとエーリカが雨を見た翌日。
昨日に引き続き、乾帯のリサールに雨が降り続いている。
この荒れ果てた土地にも、一年を通せば一月程の雨季があるがそれは今の時期ではない。
この雨は微量ながらもマナを含んでいる事が分かっている。
それを知ってか街を歩くリサール人は少なく、居たとしても必ず皆外套を着てフードを被っている。雨を避けて事だ。
特務騎士達はまさに全員が作戦室に集合し、ジェイムズの話に耳を傾けている。
カゼルも今回ばかりは遊び事ではないのか、行儀良く席についていた、しかし犬歯を覗かせる表情はいつもに増して獰猛そのものである。
エーリカとアーシュライアもまた席についており緊張感からか、背筋を伸ばしていた。
いつになく特務騎士達の雰囲気が神妙なのは、既に勇者抹殺が"特務事項"として、帝国議会の決定の下にカゼル達に出撃命令が下された為だ。事務係のフェイは丁度受け取って来た命令書をジェイムズに手渡した。
「議会からの出動命令だ。現時刻から目標の抹殺までの間、我々は非常勤務体制を取る」
ジェイムズはそう言った。
「皆も分かってると思うが、マナを含んだ雨が降ってる。意味が分からない者はいるか?」
ツヴィーテとエルヴィノが挙手をした。
「教えてやれ、ジェラルド」
ジェイムズがジェラルドに話し手を移す。
「雨季でもねえのに雨が降るって事は、誰かがこの大陸中の天候に影響を与える程の魔法を発動させたってことだ」
ジェラルドは二人の方を向いて説明し始める。新人の二人は頷き、エーリカもまた何故だか頷いた、彼女は魔法に関してはジェラルドよりも詳しい筈だ。とりあえずそうしておく性格なのだろう。
「そんな大規模な魔法を仕えるのはこのお姫様か、そのご兄弟。後は女神エルマぐらいだ」
ジェラルドはそんなエーリカの方を向いてそう言った。
「以前も似たような事があった。女神エルマが余所の世界から勇者をこの大陸に呼び寄せた時だ、ツヴィとエルはあの時居なかったな」
ジェラルドはそう続ける。
「やっとまともな仕事が出来る。エルマロット国籍がねェ人間も、冒険者も和平条約外。殺してもお咎め無し、楽しみだなオイ」
いきり立った様子のカゼルが横槍を刺す。
余程嬉しいのか、部下達に残忍な笑顔を投げ掛ける。部下達も又、殺戮と略奪の気配を含ませた笑みを浮かべる。
「……。この勇者ってのは見た目はただの若僧だが、姫様の奪還を目的としている事が分かってる。いずれはリサールに喧嘩を売ってくる」
ジェラルドは説明を続ける。
カゼルは、黙ってまた元のニヤついた顔に戻った。
「素人のガキが仮に国境を跨いだとして、西部の無法地帯を突破できるんです?」
ツヴィーテはジェラルドに質問する。
「勇者ってのは強力な武器や魔法を女神から与えられている。この戦闘馬鹿の大剣も元々はそうだ」
ジェラルドはカゼルが背負うマスティフを指差した。カゼルは悪戯っぽく笑って、背負う大剣を僅かに鞘からいくらか抜いて、妖しく光る刀身をツヴィーテとエルヴィノに見せた。
「切れ味もそうだが、本来はこういうのを神剣とかって言ってな。マナを操れる人間が振り回せば尚の事、破壊的な威力を見せる。…そんな代物を持ってリサールにやってくる奴等を放置出来ん」
ジェラルドは神妙に説明する。
カゼルは全くマナを操れないし、神剣の創造主たるエルマからは呪われている。神剣として発動しないまま、また拒絶反応を無理矢理抑え込みながら、強引にマスティフを振り回しているのだ。
「国境警備隊は、王国の魔導師隊が来たとしても追い返せる戦力なんですよね、それでもうちが出るんですか」
エルヴィノはそう言った。
「帝国議会は兵隊をさんざん無駄死にさせて、漸く俺等に"処理"させた方がいいと判断した。卦体な奴等を消すための特務騎士(おれら)だからな」
ジェラルドは説明を続ける。
「そういうことだ、さっさと始末しようじゃねェか。非正規作戦でエルマロットに侵入し、鼠から情報を集めて即ブチ殺し…言って見りゃそれだけの事だ。ぐだぐだ授業してねえで、とっとと出擊しようぜ」
ごとりと右腕を机に置いて自案を話すカゼル。彼は既に痺れを切らしつつある。
「目的は暗殺だ、大っぴらにやり合うと王国との間に軋轢を生む。前回は雑に動いて痛い目に遭ったろうが…今回はマルヴォロフがアタマだ、カゼルとジェラルドは支援に回れ」
あくまで穏健派のジェイムズはいちいち事を荒立て、派手に暴れたがるカゼルを諌めるように静かに告げた。
「了解しました」
とジェラルド。
「暗殺かよ」
カゼルは両腕を頭の後ろで組んで、片眉をつり上げながらそう呟いた。
「了解です」
マルヴォロフは仮面越しに頬杖を付いて何やら思案し始めた。
「…またろくでもないことをするつもりか?」
アーシュライアはカゼルを詰問するような口振りだ。彼女がカゼルに負わされた左脚や右肩の重傷は、帰陣してから治癒魔法をかけ直した事で既に完治している。一方のカゼルは、水弾に貫かれた腕の傷こそ塞がりつつあるものの、未だマナ傷の影響で左腕には痛々しい痣が浮かび上がっている。
本人はおくびにも出さないが、実際のところその痣には激痛が走り続けている。本来であれば、特務騎士の委託医師であるイェレーナの治療を受けるべきなのだが、当番の兼ね合いもあり通院することが出来なかったカゼルは痛み止めの薬を服用し、その鎮痛効果と自身の代謝能力を当てにした。
「姫様とお前の奪還を阻止する、それだけだが?」
カゼルは流し目にアーシュライアを見返して告げる。
「それは…」
「…そんなことよりアーシュライア、換金してもらおうか。土産が欲しいだろ?」
カゼルは席に付いているアーシュライアの前に、布袋に包んだリサール金貨を置き、有無を言わさず言い渡す。
「今回はお留守番してるんだな」
*
軍議が終わり解散した後、各々は出撃の準備に入る。帝国騎士では、指揮官の元に出撃準備も一律に行われる。
だが特務騎士になると、武装や戦術には本人の拘りが生まれ、マルヴォロフ等がそうであるように個人の裁量に任せられる。
要するに、任務を果たせるのならば、極端な話丸腰でも文句は言われないのだ。
故に、ある程度は先達が指導するものの基本的には各人に任せられる。今回の任務はエルマロット王国への潜入であるため、皆特務の黒鎧は着用していなかった。
一方でアーシュライアは、今回の作戦の指揮官であるマルヴォロフに水晶の説明をしていた。
階級はカゼルやジェラルドの方が上であるが、集団で暗殺や潜入を行う任務の場合は、その専門のマルヴォロフが指揮を執る事になっている。カゼルを筆頭に血気に盛る者の多い特務騎士は、逐次監視していなければ潜入そっちのけで暴れ始めてしまうからだ。
「水晶の使い方はそれだけじゃない、追加でマナを込めれば、水晶の削り面に映した物を相手方に見せる事もできる」
「ほぉそりゃすげえ、だが俺にはマナの込めようがない」
「これも貸してやる。素手で触るなよ、リサール人。本来は魔法の研究を伝えたり、仲間の魔女と連絡する為の道具だ」
アーシュライアは結晶化させたマナを布に包んみマルヴォロフに手渡した。
「感謝するぜ、それにしてもあんたは大したもんだ、魔女さんよ」
マルヴォロフはアーシュライアにそう言った。
「なにがだ?」
「こういう道具もすげえが、あの野郎とやり合って、一発かまして生還したことだ」
「…ツヴィーテが来なかったら殺されていた」
「野郎は帝国で最強の使い手とも渡り合う程だ。バカだからその試合は反則負けに終わったが……」
「カゼルには誇りや騎士道というものがないのか?」
「俺等三人は傭兵上がりだからな。そんなもんはねえよ」
「その割にお前は弱腰だな」
「慎重と言ってもらいたいね。勝てる時に叩く、少しでも不安があれば退く。ウチの戦術の基本だ」
マルヴォロフは軽薄な口調で語る。
「非戦闘員を叩くのが基本だとでも?とんだ騎士が居たものだ」
アーシュライアは侮蔑を込めてそう言った。
「俺達の主任務はそういうのだぜ。機動力を生かして敵前線の後方を引っ掻き回し、補給兵や策源地を叩く。今回の潜入や前回の略奪は慣らしみてえなもんだ」
マルヴォロフもまた、悪びれもせずそう告げた。悪びれないというのはつまり、どんなに汚れ仕事と貶されようとも、自分達の仕事に誇りを持っているのだ。
「……リサール人はそこまでして戦で勝ちたいのか」
アーシュライアは問う。
「それが俺達の食い扶持だからだ。あんたらが拐われて来るまでリサールには荒野と砂漠しか無かった。作物が採れるようになったのも、帝国首都に緑が茂ったのもつい最近の事だ。あんたらは不本意だろうが、リサール人は皆感謝してると思うぜ」
「ふん、感謝してるならそろそろ王国に帰してもらいたいものだ。王国に潜入するのだろう?丁度良い、連れていってくれないか?」
「それは俺にはどうしようもない、帝国議会に頼んでくれ」
マルヴォロフは軽薄な様子で両手を広げる。
「……ふん、お前達に姫様を護れるのか、そもそも護るつもりがあるのか、未だ疑わしい」
「耳が痛いね。俺達は殲滅や略奪に特化した部隊だ。ハナから要人を護る訓練なんざ受けちゃいない、オジキは何考えてんだろな」
「………」
「それより、ツヴィとはどうなんだ?」
「なっ、何を言う。別にどうもない!」
「フッ…イチャつくのも良いが、仕事に支障は出すなよ?」
マルヴォロフは仮面越しに、からかうようにそう言った。
「う、うるさい!」
マルヴォロフとアーシュライアが談笑しているとしゃがれた声が割り込んできた。
「ほー、お前とツヴィーテがなぁ…まあ良いんじゃねえか?負け犬同士お似合いだと思うぜ」
丁度通りかかったカゼルはそんな事を言った。彼は普段の黒鎧ではなく革鎧を身に付け、ごく一般的な鋼鉄の兜を被っている。
武器も又、いつもの剣ではなく戦斧を背負っていた。
「…何だその格好は、本業の山賊にでも戻ったのか?」
とアーシュライアは皮肉を交えて言った。
彼女の気の強さはカゼルにも引けを取らないだろう。
「傷が治れば減らず口も復活するらしい、結構なことだ。…特務騎士の格好でエルマロットをうろつけば目立ち過ぎるだろ?」
カゼルはアーシュライアに憮然とした口調で言い返すが、微かに彼女の回復を喜んでいるような気配もあった。
彼は、彼女の信念を理解するつもりは全く無い。しかし久方ぶりに張り合いがある勝負が出来た事は事実。彼女の実力を認めているのだ。
「よぉ、似合ってるな黒いキューピッドちゃん」
マルヴォロフは冗談めかしてカゼルを揶揄する。
「ハッ、笑わせんな。俺がこいつなら、俺とツヴィーテの仕込みを疑うところだ。呑気なもんだな?アーシュライア」
「……」
「魔女さんからしてみれば、イカれたサイコ野郎から身を呈して庇ってくれたんだぜ、吊り橋効果ってやつだろ」
「ほ〜、良いことを思い付いた。今度…」
「いや聞きたくない、それよりカゼル。作戦の話だ」
「何なりと」
カゼルはまるで訓練の行き届いた兵士の様に、ビシリと気をつけの姿勢を取る。
実際、彼等は帝国騎士団の中でも特に苛烈な訓練を受けた特務騎士だ。
それなのに、彼の所作からはマルヴォロフを茶化す意図が感じられる。
「お前、まだ左腕が効かんだろ?目標を誘導してくれるか」
「…誘導地点は?」
「それは現地に着いてから伝達する、魔女さんに借りた水晶のお陰で、離れててもすぐ連絡が取れるからな」
マルヴォロフは手袋越しに持つ水晶を眺める。
「そうだったな、お前を殺さなくて正解だったかもな」
カゼルはアーシュライアの方を向いてそう言った。
「……次は遅れを取るつもりはない」
アーシュライアはカゼルを睨み付けたが、マルヴォロフがその間に割って入る。
「そうやって味方に喧嘩を売るんじゃねェよ、バ・カゼル。くれぐれも潜入先で暴れんなよ」
「フン…」
マルヴォロフに制止されたカゼルはごそごそと、自分の机に戻り引き出しから銀色に光るエルマロット王国の冒険者証を取り出す。取り出した雑布で埃と浮いた錆びを拭き取り始める。その首から提げる形の金属のプレートには、アイゼルと偽名が刻まれていた。
「そういや、こないだの亜人種狩りで得た資金で全員分の兜を新調した。勿論マナを吸い込むのを防ぐ奴だ、王国に行くのに丁度良かったな」
カゼルは穏やかな笑みを湛えてそう言った。
「まあ、そうだな」
マルヴォロフは何とも言えなさそうな声音だ。
「さて、俺はもう現地まで行くぜ」
「相変わらず気の早い野郎だな。俺達は補給が要る、工作拠点を中継してからだな」
「工作拠点だと…?お前ら、王国にそんな物を……」
アーシュライアはしっかりとそれを聞き咎めていた。
「おっと、今のはオフレコで頼むぜ。魔女さんよ」
言いさしたマルヴォロフに、カゼルは渇いた笑いを溢して単身出撃していく。
*
騎馬に乗ること一週間。
王国の冒険者に変装したカゼルが、先行して潜入したそこはエルマロット王国の都心。
エルマ人やエルフ族の指導者達の絶大な魔法力を背景に発展を遂げてきた此所は、アルグ大陸で最も栄えている都市の一つだ。
色白で小柄なエルマ人と、より目鼻立ちの整った顔付きと尖った耳を持つエルフ族の人混みで賑わっている。道行く人々を見る限りリサール人もけして珍しくはなく、大柄ゆえ目立っていた。そしてスラーナ人風の住民も見掛けた。
カゼルは、鼻と口元を覆うローブの皺を伸ばす。女神エルマのお膝元であるこの地域では、大気中にはまるで蛍のようにマナが浮遊している。リサール人が何の対処もせずこれを吸い込み続ければ程無くして肺を侵される。
リサールにはない穏やかさをたたえ、それでいて高度に発達した街並みを見たカゼルの心はマナではなく、強い羨望に侵された。
リサール人の多くは、このエルマロット王国の高度な魔法文明に憧れを抱いており、カゼルも内心ではそうである。
賑わう街並みを横目に、カゼルはエルマロット王国の冒険者ギルドのある大通りへ向かう。道すがら、アーシュライアに頼まれた品の調達も兼ねていた。
道中、道案内の掲示板に並ぶ広告などにエルマ語で書かれた冒険者の募集文が張られていた。カゼルがざっくりと読んだ限り
「君の冒険が始まる」など益体の無い謳い文句が書かれていた。
元傭兵のカゼルはその募集文を読んだだけで胸糞が悪くなった。リサール帝国にも傭兵組合という形で似たような組織が存在する。
彼の知る限り名前こそ違えど、実態は同じだ。
傭兵の仕事とは軍や国の機関がやりたがらない底辺の仕事だった。かなり以前、若りし頃のカゼル達の傭兵団が国境警備隊の支援に出向いた際は、因縁を付けてきた警備隊の下っ端に顔へ唾を吐き付けられた事もあった。
カゼルは怒り狂いその場で警備兵を斬殺しかけたが、居合わせたジェラルドがなんとかその場を諌めた。
その兵士は後に、演習中の"不幸な事故"によって、無惨な姿になった遺体を回収されることもなく、骨に至るまで砂塵へと還ることとなる。
他には戦場での捨て石。小間使い、雑用。汚れ仕事のオンパレードであった。
歯を食い縛るような気持ちでそれらの仕事をこなしても、組合に上前をハネられ、下手をすれば報酬の総額は半分近く持っていかれた。
名家ブランフォードを出奔し、リサール西部という劣悪な環境に身を置いていたカゼルだったが、ブランフォード家での生活は父や兄達からの圧力を差し引いても恵まれていたものだったと思い知らされたものだ。
無論、組合を運営する側にも生活があるのは理解していた、だとしても仲介料が高すぎるのは明白だった。当然、税金も納めなくてはならない。傭兵は帝国軍などと違って正規の職業扱いではないから、税金を多く取られた。帝国の為、帝国軍の下で働いているのに、傭兵というだけで待遇は戦奴隷並だったのだ。休みなく仕事を請けて回っても、団員の食費や装備維持費等の経費で金は霞のように消えていった。
そして、南部の砂漠から帝国領に侵攻してきた追放者、ルセリアン達の略奪により、カゼル達が拠点としていた町は焼き払われ、住民は皆殺しにされたのだ。
目玉を抉られたジェラルドと顔の焼け爛れたマルヴォロフ。二人の手下を残して、カゼルは全てを失った。カゼルが我武者羅に力だけを求めるようになったのはそれからだった。
しばらくしてカゼル達は、ルセリアン達への復讐を誓って復活する。手段を選ばぬ残忍な戦いぶりは帝国の裏社会に知れ渡った。
それからも修練を積み、死線を掻い潜ってきた彼等はその腕を買われ、帝国特務騎士に勧誘を受けた。
帝国特務騎士とは、帝国議会の命を受けて汚れ仕事を果たす、言わば闇の部隊。
帝国社会の闇の只中を生きながら、常に強さを渇望していたカゼル達は特務騎士側からすれば全く好都合な人材だったのだ。
リサール帝国の軍人は帝国民の税によって給金を受け取っている、それは彼等が帝国の武力そのものだからだ。特務騎士は、末端隊員でさえ通常の帝国騎士の倍近い給金を受け取っている。
カゼルは久々に冒険者ギルドの宣伝を見て、二度と冒険者だの傭兵だの、人の営みに於ける弱者。搾取される立場になりたくないと強く思った。
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