第13話 実現率、修正実現率、減衰率について


 バラバラに近況ノートに記していた物を纏めてみました。計算間違ってたらごめんなさい。

 (カクヨムの小説ページデータを使っています)


W:公開済み総話数

PV1:第1話のPV


MPV:理論最大PV=W(話数)×PV1(第1話のPV)

これは、第1話を見た人が最数話まで見てくれた場合の総PVに当たります


RPV:実際のPV(計算時点における総PV)



RR:実現率

これは、理論値に対して、実際どのくらいの比率で自作品が読まれているかの数字になります。


RR=RPV÷MPV


3月4日時点の拙作『異世界で魔王と呼ばれた男が帰って来た!』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894079776 をあてはめると、


PV1=1155


W=31

MPV=1155×31=35805

RPV=24926


RR=24926÷35805=0.696


現状約7割PVが回収できている? ということになります。


♡♡♡♡♡♡♡


浮動RR:修正実現率

今度は新たな変数として、フォロワーさんの数を考えます。

仮定として、フォロワーさんは第1話から最新話まで全話読んでいるとします。

(フォロワーさんの数>>最新話のPVの場合や第1話のPV<最新話のPVの場合は妙な数字になるとおもいます)


フォロワーさんの数:F

実現済みPV=F×第1話のPVとし、

浮動RR=(RPV-W×F)÷(W×(PV1-F))


3月7日時点の『異世界で魔王と呼ばれた男が帰って来た!』をあてはめると、

浮動RR=(31247-33×298)÷(33×(1365-298))=0.608になりました。


♡♡♡♡♡♡♡


最後に、各話でどの程度PVが減少しているのかを測る指標として平均減衰率を考えました。

これは、1話ごとにどの程度割り引けば浮動RRまでPVが減少するのかを見る指標です。

成り立つ式は

(1-R)^F=浮動RR (ここでは話数Fにしていますが(F-1)の方がいいかも知れません、ここで、記号^は累乗の意味です)



(1-R)^33=0.608


これから、平均減衰率Rを計算します。

両辺の対数をとってかちゃかちゃ計算すると、

(関数expと関数lnについては面倒なので自分で調べてみてください。たぶん高校の算数で教わる内容だと思います)


33ln(1-R)=ln(0.608)

1-R=exp(ln(0.608)/33)

R=1-exp(-0.0153)



R=0.01497=1.5%となりました。


因みに、Rを金利と考えるとこの式は、債券の価格計算の基本的な式に当たります。そうですよね?




[あとがき]

先日ツイートしたのですが、サブリミナル効果を期待して、文章の区切り記号として試しに♡を使ってみました。

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