弥市は馬関の町で、脱走以来はじめて旅篭に泊まった。翌日は萩に向かうつもりだ。まだ懐に貯えはあるが、いつまでもあるとは限らない。食いぶちを探さねばならない。しかし、どこの馬の骨ともわからない自分がいきなり仕官は無理だろう。だからといって長州まで来てまた百姓をやるわけにもいかない。とにかく萩へ行けばなんとかなるだろうと思って、彼は馬関に一泊したあと、萩への街道を歩き始めた。

 時に春爛漫。街沿いの田畑のふちには、黄色や白の花が咲き乱れていた。遠くに目をやると、緑の山々がどこまでもあとをついてくる。街道はそんな山沿いを、東へと続いていた。それかが馬関の旅篭で聞いた萩への道だった。

 景色は何もかもが明るい。弥市の足どりも軽かった。もう今までの自分とは違う。ここには隊規もない、組織もない。朝の起床の拍子木の音もなければ、夜間稽古の集合の声もかからない。何もかもが自由なのだ。広い大地いっぱいに両手両足を思い切り伸ばしている、彼はいつしかそんな気分になっていた。百姓でも新選組隊士でもない一介の浪人、それが今の弥市だ。今になってはじめて彼は、自分がようやくひとりの人間に戻ったのだという気がした。

 この道の果てにある萩がどのような町なのか、そこで何が自分を待っているのか、それは分からない。これからのことは何も分からないが、その分からないこれからに向かって、彼は確かな足どりで歩いていた。

 府中の宿場はそのまま通過した。さらに小月の宿も過ぎ、吉田で彼は泊まることにした。宿場に着いたのはまだ日が高いうちだったので、風呂をもらったあと、彼は宿場の中を散歩してみることにした。とにかく何もかもが目新しかった。もうどこまで行っても、ここは長州なのだ。

 聞き慣れないことばを耳にしながら歩いているうち、ふと弥市は誰かに呼び止められた。思わず刀の抜き口に左手をあててしまう。このような所に知り合いはいないはずだ。

「拙者じゃ、拙者」

 ニコニコしているその顔をよく見ると、船の中でいっしょだったあの浪人だった。

「いやあ、奇遇、奇遇」

「おお、いかにも」

 安堵した弥市は刀から手を放した。なぜか数十年来の知己に会ったような気がして、そのまま相好を崩した。

「うん、今呼び止められて刀に手をかけられたその身のこなしよう、こりゃあできるなとお見受け致したが」

「いやあ」

 弥市は照れて、笑ったまま頭を掻いた。

「貴殿も御城下へ?」

 弥市の問いに、浪人は少しだけ厳しい表情を見せた。

「いや、実はですな、お話したいことがありますきに、これからおぬしのお泊まりの所へ行ってもらえですかいのう?」

「いいですとも」

 気軽に答え弥市だったが、これは何かありそうだと、思わず身をこわばらせてしまった。


 酒を運んで来た女中が去ると、浪人は待っていたかのように口を開いた。

「拙者土州脱藩、山下惣兵衛と申す者。まずは一献」

「頂戴いたします」

 杯を頂いてからそれに返杯したあと、弥市も名乗った。

「拙者、美濃大垣藩脱藩、岩田弥市」

 半分は本当だがあとの半分の嘘も、今の弥市は嘘だとは思っていない。皮肉なもので、新選組に入ったことによって当初の思惑通り、弥市は意識の上でもすっかり武士になっていた。

「ところでつかぬことをお伺いするようじゃけあ、おぬしが萩へ行かれるのは、やはりお志あってのことで?」

「いかにも」

 弥市の返事は力強かった。今は尊皇志士を自称するしかない。それしか萩へ行く名分はないし、この土地で食っていくこともできそうになかった。新選組隊士としてこれまで自分が斬ってきた勤皇の志士なのに、今では自分がそう称している。うしろめたさも半分あったが、あえてそんな感情を彼は押し殺した。そして禁忌を犯しているという快感に、再び自分を占領させようとしていた。

「今までは?」

「京におり申した」

「そのお顔の傷は?」

「これでござるか。実は新選組に斬られて…」

「おお」

 そのひとことで土州浪人惣兵衛は、すっかり弥市を信用したようだった。

「そりゃまっこと志士の宝ぜよ、その傷は」

 惣兵衛はニコニコして杯を勧めてきた。酔いもまわってか、弥市は目の前の涼しい顔の若い浪人に、すっかり親近感をもっていた。なにしろ長州ではじめて知り合った相手だ。それに自分が百姓出だということを、この男は知らない。根っからの武士として接してくれている。弥市にとってはそれが何より嬉しかった。

「僕はね、岩田君」

 僕…? 聞き慣れない言葉を、惣兵衛は使った。

「は?」

「いや、僕はね長州におったがぜよ、前にはね。やけど俗論が藩政を握ったあと、しばらく長州を離れておったちゃ。けんど去年の暮れの高杉君の回天義拠のお蔭で、今年になって藩政府の実権も正義派の手に戻んてきた。じゃき僕も長州に戻んてきた」

 話が全く分からない。分からないが分かっているふりをしていないと嘘がばれる。弥市はもっともという風に、いちいちうなずいて惣兵衛の話を聞いていた。

「君もそうろう?」

「え、ええ。何分初めてではござるが」

「やきご存じないんだな」

 惣兵衛はしたり顔でうなずき、手酌をしてから弥市の杯を満たした。

「僕がお話したいことがある言うたんは、君が萩に行くと申しておったことっちゃ。実はのう、萩は前から俗論の巣窟なんじゃ」

 どうやら「君」とは「おぬし」「貴殿」、「僕」とは「拙者」の意らしい。弥市が自分を志士だと称したとたん、惣兵衛は「拙者」を「僕」に言い換えた。どうもこれは志士の間の隠語かもしれないと、弥市は推測した。

「なんせ僕は初めてで」

 弥市もその言葉を使ってみた。推測通りだとすると、その言葉を使うことによってますます自分を相手に解けこませることができるはずだ。

「やはり話ししてよかったぜよ。実はな、藩公ももう今では萩にゃおられんき、山口におられる。今の長州の中心は萩じゃのうて山口やき、僕も山口へ行くところはった」

「山口?」

「そう。街道はぼっちりこの吉田でふたつに分かれるのだや。左へ行けば明木を通って萩やけど、右へ行くと峠を越えて山口に行くんじゃ。君はまっこといい所で、僕と会ったが」

 惣兵衛の笑いといっしょに、訳が分からないまでも弥市もともに笑うしかなかった。

「げに君は、萩で何かあてがあったがかね」

「いえ、全く」

「それなら僕といっしょに山口へ行かえいか。僕は長州藩のあるお方と縁故があるき、君のことを紹介しちゃるから。よういけば長州藩士になれっぜよ」

「え? 長洲の御家中に?」

「家中とまではいかんかもしれんが、実は長州にゃはぐくみという制度があるっちゃ聞く。養子とも違うてな、まあなんというか面倒を見てやっちゅうというようなもんじゃ。そうなれば藩外じゃ、長州藩士と名乗れるでよ」

 夢のような話だ。弥市は知らずのうちに、胸が高鳴ってくるのを覚えた。

「長州藩士!」

「ああ。食いぶちは出んけどな、その方が動きやすうていい」

 笑って惣兵衛は杯を干した。弥市は慌てて酌をした。

「高杉君も俗論が藩政を握っちょった頃はどこかへ行っておられたけど、ようよう立ち上がられた」

 高杉――何度か出てきた名前だ。よほど有名な人らしい。それだけにどんな人か知りたくても、弥市は聞くことができずにいた。知らないとなると、尊皇の志士としてはまずいのではないかと思ったからだ。

「高杉君の作られた奇兵隊は、そりゃあ君、百姓と町人で作ったものやけど、強いものだぜよ」

「百姓で?」

 一瞬、弥市の表情から笑みが消えた。ここでも武士になりたい百姓が、そんな組織に入るらしい。ほんの少し背筋に寒気が走った。新選組の記憶が、土道が、わずかながら彼の中に蘇ったのだ。構わずに惣兵衛は話し続ける。弥市はまた無理に微笑んだ。

「桂君も帰られたし、藩公も山口へ移られた。いよいよだ、到幕ののろしを上げる時ぞ。長州にゃ我われ土佐勤皇党も多数おる。土佐と長州が手を組めばなあ。なあ君」

「はあ」

 気のない返事だった。到幕――自分の意志で来たとはいえ、すごい所へ来てしまったと弥市はふと思った。そして目の前の土州脱藩浪人を見た。ついこの間まで、新選組隊士として斬りまくっていた不逞浪士が目の前にいる。しかも今や自分までもが、その不逞浪士になろうとしている。弥市はそのことにまたもや一種の快感を覚えるのだった。


 翌日から、旅は道連れとなった。

 厚狭へぬける峠道を歩くうち、だんだんと弥市は気が重くなり、そして無口になった。後ろめたさが彼にとって、重圧となりはじめていたのだ。

 自分は新選組隊士であった。この事実はどうしても消えようがない。言葉の端々に注意して、彼はそのことを同行の惣兵衛に察せられないようにした。しかし時には、すべてを打ち明けたくなるような衝動にもかられる。そんな時彼は必死でその感情を押さえつけた。

 厚狭を過ぎて、二人は小郡に泊まった。明日は山口に着くという。

 部屋の明かりが消えてから、弥市は暗い天井の闇を見ていた。隣からはもう惣兵衛の寝息が聞こえてくる。弥市は意を決した。演技はやめようと。つまり演技ではなく徹頭徹尾、本物の勤皇の志士になろうと彼は決意したのだ。それだけが後ろめたさから脱する唯一の道だと思われる。

 ――到幕――あまりにも大それた二文字が、彼の胸を占拠した。そんなことが実現するかどうかはわからない。秩序への真っ向からの抵抗だ。しかし彼はその二文字に、自分の若さをかけてみようと思った。新選組への憎悪と反発心も手伝っていたかもしれない。しかし彼は、そのようなことは今は意識していない。ただ純粋に「到幕」ということに、自分の生命をかける価値を見出したつもりでいた。

「尊皇攘夷」

 布団の中で、彼は小さな声でそっとつぶやいてみた。これで精神的にも完全に、新選組からの脱走が成功したことになる。何もかもがうまく仕組まれすぎていた。そんなことを今はっきりと、実感する弥市であった。


 山口は四方を山に囲まれた狭い盆地の町だ。

 はじめ街道を歩いていくと、まず湯田温泉という小さな温泉町が現れる。ここで足を止める旅客も多いが、弥市たちは素通りした。温泉町とはいっても山との間のわずかな平地には田圃が広がり、そのままほぼ町並は連続して山口の市街となる。どちらの方角もちょっと歩けば山にぶつかるという、そんな小さな落ちついた町が山口だった。

 美しい町だ。間違えっても鬼畜の町ではない。このような美しい町を見るのは、弥市にとっては初めてだった。町並にもある種の品格さが感じられた。至る所に縁が濃く光り、鮮やかに照り映えている。東南には椹野川が流れ、町の中心には亀山という小高い丘が、緑もまぶしく横たわっていた。

「あれが昔、大内氏が居城を構えようとした所ぜよ」

 惣兵衛が緑の丘を指さした。遠い戦国時代の話である。

 やがて彼らは街道から離れて、亀山の北へと向かった。すぐに堀が見えてきた。ただ、天守閣や櫓のようなものは見あたらず、堀の向うは屋敷があるだけのようだった。

「あれが藩庁だ。今の長州の政治の中心は萩のお城じゃのうて、あの藩庁なんだ。藩公も今はここにおられる。国論が俗論に染まったら藩公は萩に戻られるけどな、正義派のもんになったら山口にお出ましになるがだ」

 惣兵衛は声をあげて笑った。そのまま藩庁へ行くつもりかなと弥市は思っていたが、惣兵衛は本瓦茸きの堂々たる藩庁の表門の前を素通りして、町外れの方へさらに北に向かって歩いていった。

 山と山との谷間に、彼等が歩いている小径は入っていった。やがて寺の山門にぶつかったところで、小径は右に折れた。そのまま行くと、美しい五重の塔が色とりどりの花で埋まった庭園の隅に立っているという、そんな光景が左前方に見えてきた。まるで極楽浄土のような眺めに弥市は目を細めたが、惣兵衛はそこまで行かずに手前で左に折れるさらに小さな道に入った。

 静寂があたりを支配していた。このへんまで来るともう町外れで、道の両側は森だ。人通りも全くない。すぐそばまで山が迫り、道はその麓を少し登っている。木々の繁みの下の暗がりの中には、土の香りと冷やりとした空気だけがあった。

 弥市は無言で、惣兵衛についていった。彼が足を向けている以上、その先には必ず何かが自分を待っていてくれているはずである。弥市の胸は急に高鳴りだした。

 一度だけ惣兵衛は振り向いた。

「この先に、ぎっちり仲間が集まる場所があっぜよ」

 やがて大きな楡の木の下のこじんまりとした茶室があるのが見えてきた。その屋根の中へと、惣兵衛は入っていった。庭も実に落ちついた雰囲気を持っており、かけいの音が余計に静けさを強調していた。茶室の入り口の上に掛かっている額には、「露山堂」と書かれている。「堂」とは書いてはあるが、「亭」といった方がいいような小さな茶室だ。中には三、四人の武士がつくろいでいるのが、外からもわかった。

「おお、山下君!」

 惣兵衛が入るのを見て、中にいた武士は皆相好を崩し、一斉に立ち上がった。

「よう戻って来たっちゃのう」

 訛りが惣兵衛と同じだ。風体も浪人風なので、同じ土州浪人なのだろう。長州訛りではない。

「いやあ、まっことまいったぜよ。俗論が政治を握った時は一時はどうなるかっち思うて、慌てて長州を抜け出したけんど、やっと正義派が盛り返したけんのう、戻ってきたんぜよ」

 ニコニコして右手で大刀を帯からはずしている惣兵衛の後ろから、続いて堂内に足を踏み入れた弥市に、人々の視線が集まった。

「こちらは岩田君じゃ。えっと、美濃の」

「大垣です」

「そう、大垣脱藩の同志じゃ」

 惣兵衛は「同志じゃ」のひとことに、思い切り力を込めた。歓迎の笑顔が弥市に向けられた。

「僕は岩田弥市でござる。以後よろしゅうに」

 その口ぶりもうけがよかった。「岩田君」などという称呼にもまだ慣れないが、今はそれが誇りでもある。もうすでに彼は本物の志士になることを決心しているのだ。ここにいる人たちをだましているわけではない。今、岩田弥市は尊攘の志士なのだ。

「山下君、ちょうどよかった」

 中にいた武士のひとりが言った。

「今晩ここでなあ、高杉君といっしょに宴会をやるんぜよ」

「高杉君! 来てくださるんか、ここに」

 惣兵衛は驚きの声をあげた。弥市にとっても、何度となく聞かされた名である。

「よかったらそこの岩田君も、ごいっしょにどうかのう」

「ああ、かたじけない!」

 高杉とは俗論を退け、今や長州の藩政を牛耳っている大者らしい。長州に来ていきなり、その高杉という大人物に会えるようだ。やはり何もかも、運命という手で仕組まれている。新選組などにいなくてよかったと、弥市はつくづく思った。


 夕方になって、露山堂で酒宴の用意がなされた。茶室で酒宴というのも乙なものだ。その末席に弥市も加わった。

 高杉は浪士ではなくれっきとした長州藩士であるというから、弥市は高杉が藩士然とした人だとばかり思っていた。しかし夕刻になって現れた高杉の風体は、浪人のそれと変わらなかった。むしろ浪人以上に浪人らしく、中世風の言葉でいうなら「婆娑羅」とでもいうような人だった。何よりも奇妙なのは髷を結っておらず、髪を散髪にしていることだった。まるで異人のように七三分けにしている。

「諸君!」

 入ってくるなりあぐらをかいて座り、高杉は高い声で言った。見たところ、年は三十は超えてはいないようだった。

「僕はねえ、洋行するぞ」

 そのひとことに、誰もが目を見開いた。

「よ、洋行?」

「ああ、洋行じゃ」

「高杉君! 攘夷は?」

「攘夷のための洋行じゃ。もう時代は変わった。国を閉ざして攘夷、攘夷と叫んじょる時じゃにゃあ! 出ていくんじゃ。出ていってこの日本防長国の力を宇宙(世界の意)に誇示する時じゃ。それが最高の攘夷じゃ。そうは思わんか、諸君!」

 高杉はそれだけを喋る間に、もう杯を四、五杯を重ねていた。

 「これは松陰先生も言うておられちょったことじゃ!」

 しかも間をあけることもなく、一気に喋り続けたのである。

 豪傑だ、と弥市は思った。全く舌を巻いてしまう。これほどの人だから長州の藩政をも牛耳ることもできたのだろう。それだけではなく、もしかしたら天下をとる人かもしれないと弥市は思った。高杉の方は末席の新参者には、目もくれていない様子である。

「し、しかし高杉君、銭は?」

「銭? そんなもんは藩庁の聞多か八十郎あたりが何とかしてくれっじゃろう」

 また高杉は、片ひざを立てて一杯あおった。弥市の中で、この人についていいこうという思いがひしひしと沸いてきた。

「御免!」

 いきなり弥市は衝動とともに叫んだ。皆の視線が彼に集まった。

「僕も同行させてください!」

 一同の中にざわめきがあがった。高杉はジロッと弥市を見、杯をもう一杯干してから、しばらく弥市をそのまま黙って見つめていた。その間、弥市も無言でいるしかなかった。

「君は?」

 やっと高杉の口が動いた。

「は、はい」

「はじめて見る顔じゃのう」

「はい、今日はじめて山口に参った者でござる。美濃大垣だっぱ…」

 ことばの途中で、けたたましい音がした。高杉がひざもとに並んでいた銚子を蹴とばして、立ち上がったのである。弥市は一瞬身をこわばらせた。

「よう言うた! 目の鋭い、いい男じゃあ! 明日藩庁へ来い」

「え! あ、か、かたじけない。御高説ごもっともと…」

「名を聞いておこう」

「岩田弥市と申します」

「岩田君か。僕は君のように目が燃えちょる男が好きじゃ」

 弥市は必死だった。だから高杉に後れて入ってきた二人の武士のうちの一人が、じっと自分を見つめていることなどには気がまわらなかった。ただひたすら高杉に向かって、頭を畳にこすりつけている弥市だった。

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