【長編】目覚めたら弟子が勇者になってて師匠の私にぐいぐい迫ってくるんですが③
そろそろただのあとがきに長文過ぎて、しんどくなってきてませんか?
もうてめぇの話は、お腹いっぱいってなってませんか?
でも、まだ続きますよ!!!(≧▽≦)
ってなわけで、「思い入れあるキャラ」の話の続きから。
【思い入れのあるキャラについて②】
↑前回にも、しれっと①をつけていくスタイル
アーシャ・ハーデンヤール(アニマシャルテ・マーレ):
彼女のお名前の件は、前々回ぐらいに書いたので割愛。
この子も、設定が2転ぐらいしたかなって感じですね。
元々、アーシャ・リベラ・ノリスの三角関係をしようと思ってました!
アーシャがノリスのことを好きで、でもノリスはリベラが好きという設定でした。
んで、ノリスに告られたリベラが、アーシャに相談するんやけど、アーシャは内心嫉妬で苦しみながら、それでもリベラの話を聞く。
でも嫉妬のせいで、アカデミーがモンスターに襲撃され、リベラが正体を現し、冤罪をかけられた時、ノリスは必至でリベラを庇うのですがアーシャは黙っていて、さらにバレンタから、
「リーベルの正体を知っていた者が申し出したら、リベラの罪を減刑する」
みたいなことを言われノリスは申し出るのですが、アーシャは最後まで沈黙を通し、連れていかれるリベラを見送る。
でも後々後悔し、リベラが魔王になって生きる希望を失い、後悔で動けずにいるシオンの頬をはっ叩いて、「自分も大切な親友を裏切り、死ぬほど後悔している。今度は自分が命を懸けてリベラを救う!」てなことを言ってシオンを叱咤するって展開が当初の案です(;´∀`)
女の戦い!!
ですが、アカデミー騒動編のプロットを練ってた時、あの話だけでもわちゃわちゃして大変だったので、
「三角関係まで話詰めるの無理」
となり没になりました(笑)
アーシャは、見た目大人しそうな子なのですが、怒らせたら怖い子です(笑)
彼女もまた、妹のイリアと同じく、目的のためには手段を択ばないタイプの人間なので、ノリスの良心がよいストッパーになると思います(笑)
リベラに対する気持ちは、やはり初めての親友という事で非常に強く、個人的イメージとしては、シオンを女にしたらああなるのかなって考えてます。
ちなみに、わちゃっとなりそうなので書かなかったのですが、95話でディディスがアーシャの婚約者について、
「まっ、イリアティナ様も、弱ってたところをその婚約者に慰めて貰ってまんざらじゃないって話だし、それで皆丸く収まるならいいと思うけど」
と発言をしていますが、二人を引き合わせる手引きを陰ながらしてたのはアーシャです。こうしとけば、二人が勝手に盛り上がって、自分との婚約破棄の可能性が上がると踏んだから。
リベラたちと出会う前は、妹にやられっぱなしで自分に自信もなかったので弱かったのですが、本当の彼女は見た目とは違い、結構腹黒いところがある王女様です(笑)
ノリス・インメソッド:
元々彼は、シオンへの当て馬として作られたキャラでした!
シオンと喧嘩して様子がおかしいリベラを慰めている最中に、彼女に告白する。その件をリベラがアーシャに相談して、アーシャが嫉妬で狂う、みたいな感じで。
でもさっきも書きましたが、こちらは没案に。
無理っすよ、ドロドロの愛憎劇とか……、私には書けないわ(;´∀`)
しかし没案にした時点で、ノリスの存在は公開していたので、彼の扱いをこれからどうしようかと迷い、その結果、アカデミーの一般生を辞めさせ、シオンに憧れる&シオンが気に掛ける勇者候補という立場に変え、物語の良心として残ってもらうことにしました(笑)
なので、当初の当て馬という案がなければ、ノリスは存在してなかったかもしれません(;^ω^)
まあ、当て馬ポジのままでも、ノリス自身はいい人なんですけどね。
現在のノリスは、リベラしか興味のなかったシオンに、後輩という新たな人間関係を築かせる役目を持ってくれてます。
ノリスとディディスの存在が、リベラしかいなかったシオンの世界に、新たな風を入れてくれた感じですかね。
……短っ‼
イリアティナ・マーレ:
アカデミー騒動編は、書いている私もストレスでしたね(笑)
元々この子は、神に操られてシオンに迫る名もなき王女様っていう設定だったんだよな、当初は。
なのに、リベラの当て馬的存在になりました(笑)
でもこのキャラがいなければリベラはシオンへの気持ちに気づかなかったので、重要な悪役王女様ポジションですね!
彼女が、リーベルがリベラだと知り、それをネタにシオンを脅すのですが、そこでも物凄い頭を悩ませました……。
だってさ。
普通に考えたら、
両翼の聖女相手に喧嘩吹っ掛けれる⁉
その彼女の弟子を脅迫出来る⁉
って感じで。
そんなことしてるんバレたら、リベラに報復されるんじゃないかっていう恐怖、普通は持つんじゃね?
という事で、無理矢理感は凄いですが、ディディスがシオンを精神魔法で騙し、リーベルをリベラだと思わせている、ていう設定に。そしてイリア自体は、リーベルがリベラだと信じていない(過去に本物に会ったからという自信があるため)という設定にしました。
うん、無理矢理(笑)
イリアを懲らしめるシーンは、近況ノートでも書きましたが、ソフトとハードで2種類考えてまして。
今回採用したのはソフト版ですが、ハード版では、勇者候補の戦いの過酷さを知らないイリアに思い知らせるため、リベラがイリアをモンスターがいる場所に連れて行き、モンスターに傷つき逃げ惑う彼女が死なないように適当に癒しながら、心に癒えない恐怖を植え付けるってのを考えてました(;^ω^)
きっと帰って来たイリアは無表情で、
「ワタシ モウ オネエサマニ 逆ライマセン。シオン様 モ 諦メマス(カクカク)」
みたいな感じになったでしょう(笑)
ざまぁを売りにしてる作品ならいいのでしょうが、リベラの性格に合わないなってことで没案になりました。
ちなみに一般人の魔法適性は大体1,2個ぐらいなのですが、イリアには勇者候補並みに3つ魔法適性があり、その辺も過剰な自信につながっていたりします。
まあイリアがこんな残念な子になったのは、一言で言うと「親が悪い」
バレンタ・サフィア:
思い入れというか、この人は結構最後まで(物語のその先編ぐらいまで?)、いいもんにするか悪もんにするか迷ってました(ぇ
ええ、これがちゃんと設定を詰めずに進んだ者の末路ですよ!
神の正体を知っていて、世界を救う為に敵を欺いていた、みたいな感じで、良い者にも出来たな―と。
でも、バレンタがいなくなると、他にこれって言う悪もんがいなくなるんですよね(笑)
実は黒幕、マイヤーっていうのも考えてたんですけどね。
もうすでに、リベラが魔王とか、今までの話は回想だったとかやらかしているので、これ以上ややこしくしないために、いかにも悪者なバレンタを悪者にしました(笑)
バレンタを神消滅まで生かしておいて、
「か、神が……私たちの神がぁぁぁぁっ‼」
と崩れ去る神に向かって叫びながら自分も消滅する、とか考えていたんですけど、こいつ生きてたら絶対になんかしでかしますよね?
シオン達が戻って来る1年の間に、絶対に逃げ出していらんことしますよね?(笑)
ってことで、リティシアに殺って頂きました(;´Д`)
とまあ思い入れの(語ることのある)あるキャラはこんな感じですかねー。
エレクトラ先生とかも好きなのですが、そこまで思い悩まなかったので、今回はここには出していません。
【神とかよくわからん存在について】
この世界の重要な存在である『神』
…………
…………
…………
…………
クトゥルフ神話じゃないよっ!!!!!!!!!
クトゥルフ神話なんて、イメージしてないよっ!!!!!!!!!
旦那と私の間で、神のことを《ミ=ゴ》とか呼んでたけど、まったくクトゥルフ神話、意識してないよっ‼
あんまり詳しい描写が出来なくてごめんなさい。
私の中では、触手を持つ肉の塊って感じですね、目だけは虫。決して、ミ=ゴの姿ではありません(笑)
本体の大きさを詳しく書けなかったのは、どのくらいのサイズが世界の脅威になるか、結論を出せなかったので。
マンション1棟分?
空に浮かぶ雲くらいの大きさ?
何キロにも及ぶ長さ?
旦那と話してても、
「ミ=ゴ自体がどれだけの戦闘能力を持っているかによる。大きさ関係ない」
とか言われて結局分からずじまいで、
「めっちゃ大きいって書いてたら、皆さんがイメージして下さるだろう!」
という他人任せになりました(笑)
ごめんね!
今ふと思ったんやけど、神の従僕が実験とかしてなかったら、リベラっていうチートもエステルっていう復讐の鬼も生まれなかったので、今も生きていたんでは?
ちなみに神は、当初、人間と同じように意思を持っているっていう設定でした。
異空間に閉じ込められている設定だったかは忘れましたが、飢えているのは変わらず、無限に魔力を作るリベラを狙っていました。
そしてイリアの時に書きましたが、イリアの前身である名もなき王女を操り、シオンを襲わせ、そのシーンをリベラに見せて二人を仲たがいさせて、甘い言葉で自分の元に来させてリベラを魔王化させる、という感じだったかな?
で、最後は魔王化から復活したリベラが放つ太陽の刃で、三日三晩めった刺しにされて討伐される、って感じでした。
でも変に意思を持っていたら、人間は勝てなかったと思うので、本能で生きる動物的な存在に格下げとなりました(笑)
【最終話について】
最終話の文字数が、何か7,000文字ぐらいあるの、ごめんなさい。
でも一気に読んでもらいたいって気持ちがあって、分割せずに1話にしました(;^ω^)
元々、二人目線交互で進んできた物語。
それが最終話で、交互に視点を変えて進み、だんだん文章が短くなり、最後は一つの物語として交わる、みたいな感じをイメージして書いています。
一番最後の、
愛おしくてたまらない。
この先、いかなる出来事が降り注ごうとも。
どのような事になろうとも。
命尽きるその時まで、
――愛するあなたと共に。
という部分にナレーションが付くなら、最後の部分だけは二人が一緒に語っている、という感じでしょうか。
そのだんだんお互い目線の文章が短くなって、最後に一つになる感を出したかったので、途中で区切らず7,000文字となっております(笑)
多分、誰にもこのこだわりを伝えられてないと思うので、完全自己満足になりますが(;^ω^)
【最終話まで書き溜めて一気更新した件】
この話、114話から2か月ほど書き溜めをし(と言いつつ、1か月くらいは別作品にかかりっきりだったんやけどw)12月後半に10万字分ぐらいを、一気に更新しました。年内に終わらせたかったので。
今までちょこちょこ更新していたのに書き溜め更新に切り替えたのは、途中でボロボロとブクマが剥がれていくのが辛かったからです(;^ω^)
で書き溜め一気更新に変えたのですが、結果から言って、一気更新は失敗だったなーって思ってます(;´Д`)
今までのように続けて読んでもらえなかったなーと(10月最後の更新した回のPVと、一気更新した回のPVが半分ぐらい違うので)
多分WEB小説って、多分皆さん、隙間時間に1話1話読まれているんと思うんですよね。でもそれがいきなり10万字をぼんって更新されたら、
しんどいわ!(##### ゚Д゚)
てなるわなって話です。
だから何だか申し訳なかったなーと。
どうせお正月もあったので、毎日2話ずつぐらいで予約更新にすればよかったなと後悔してます(´Д⊂ヽ
この辺が、WEB小説独特な部分なのかなーっ。
次回の作品の反省点として、気をつけたいなってところです。
そこがほんっと、読者ファーストじゃなかったなー(;^ω^)
内容は作者ファーストなので、せめてその辺だけはちゃんと読んでくださる方を配慮すべきだったなと!
ってことでこれら後悔は次に生かすとして♪
多分次は、世界設定の話をするので、もうちょい続くんじゃよっ!(ぇ
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