【長編】目覚めたら弟子が勇者になってて師匠の私にぐいぐい迫ってくるんですが①

 こちらの作品をお読み頂き、もしくは興味を持っていただき、ありがとうございました。もしお読みでない方がいらっしゃれば、是非遊びに来て頂けると嬉しいです♪


【あらすじ】


あれ? おかしいな?

私、さっきまで魔王と戦って死にかけてたのに、何で弟子に押し倒されてんだろ?


魔王を倒すため、神から特別に力を与えられた勇者候補の一人、リベラ。魔王との最終決戦時、弟子である少年シオンを人質に取られ、彼を救うために死の呪いを受けてしまう。死んだ気でいたのに目を覚ますと、何故かシオンが青年になってて、さらに魔王を倒して勇者になっていた。


魔王討伐が生きる目的だったお師匠様と、そんな彼女に新しい生き方を見つけて欲しいと言って、自分の妻にしようとぐいぐい迫る弟子との恋愛ファンタジーです。


610,396文字 150話 ファンタジー 恋愛 師弟

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 15年ぶりに執筆に戻って来てから初めて書いた、オリジナル長編作品。

 その前の『立派な魔王になる方法』は、かなりの加筆をしたけど、15年前の作品のリメイク的なやつなので、本当の意味での復帰第一弾ですね!


 ……が、


 こんなに長くなるとは、思てなかったわぁぁぁぁっ‼(´Д⊂ヽ


 いやぁ、無計画な性格が、こんなところにまで出るとはね!

 大体、「この章は、〇〇話ぐらいで終わるかなー?」の〇〇話×2ぐらい話数使ってるからね!


 無計画にもほどがあらぁっ‼( ゚Д゚)


 と自身の性格の適当さはおいといてと。


 まあさて何を語ろうかなーってところなんですが……。


 ああ、多分この作品のあとがきは、愛の深さ故、通常のあとがきよりも文字数増しましでお送りする予定です♪



【きっかけ】


 この作品を思いついたきっかけは、3つあります。


 一つは、ニーアレプリカントっていうゲーム。

 閉じ込められたカイネ(女性)が、5年後?かにニーア(主人公・男性)に救い出された時、当時少年だったニーアが青年になってた、てシーンに、ずきゅーんと刺さったのがきっかけなんですよね‼


「少年だった仲間が、封印から目覚めたら逞しい青年になって自分を助けてくれたとかなったら、こんなん絶対惚れてまうやろ――――‼」


ってな感じで。


 なので、なんとかこういう設定を組み入れた話を書きたいなーと、当時頭の中でコネコネしてました。


 二つめは、FF10。

 あのゲーム、途中まで主人公の回想って形で物語が進んでいくんです。で、回想が終わると、現在の状況に戻って物語が進むって感じなのですが(伝わる?)それを見て、


「実は今までの話は、魔王になったリベラの回想だったら面白くね?」


みたいなことを思いつき、こういう形になっちゃいました(笑)


 三つめは、UNDERTALEってゲームのBGM。

 これだけ、はぁ? BGM?って感じなのですが(;^ω^)


 ほんと、元々はこんな長編にするつもりも、神とかよくわからん存在も出すつもりはなかったんですよ。


 当初の予定では、


・シオンに救われたリベラが、彼からプロポーズされるが決断できないでいる間に、シオンが何かしらのトラブルで死にかけ、両翼の力が弱体化するほどのショックを受ける。それによってリベラが戦えなくなり、敵に捕まった殺されそうになったところを、復活したシオンが助けにくる→リベラ、シオンへの気持ちに気づく→結婚


 みたいな感じでした(あっさり!)

 アカデミー騒動編(イリアの話)みたいな流れかな?


 リベラも魔王にならんし、神もおらんし、ごくごく普通な恋愛ものになる予定だったんですよね。


 でもアンダーテールのBGMを聴いてた時、何か思い浮かんじゃったんですよね……。


 魔王となって魂を捕らわれたリベラを、シオンと歴代勇者たちが救い出すっていうシーンが……。

 救い出されたリベラが、『太陽』を使って神をぶちのめすシーンが……。

 ってことで、神の存在が出来上がりました(笑)


 ちなみにTwitterではこの作品の公開前に、神の存在をネタバレしてたりします(笑)

 https://twitter.com/megumegu_song/status/1181710851360751621

 https://twitter.com/megumegu_song/status/1182568609953939458



 あと、この話にはR15な性描写があるのですが、それは前作のR18作品を初めて書いたとき、


「ああ、こういうのもいけるのか……」


となって、今回の話はイチャシーンを入れよう! という謎の決意を胸に、こういう感じになりました(笑)


 イチャシーンが入ると、PV上がるかなっていう下心もあったわけですが、そんな上がるわけでもなく、逆効果だった感があります(←2話目の離脱率が凄いのでw)


 もう別にR18ver.を別サイトで書いているわけなんで、こっちは全年齢に書き直してもいいかなぁ(;´Д`)


 ちなみに、本編の最後にも書いてるんですが、同じ内容をなろう様で掲載したら警告を受けました。

 カクヨムでは、「これ、R15扱いでいいの⁉ てかタグに官能やらR18ついてますけど⁉」てのもあるからなぁ。


 なろうが厳しいのか、カクヨムが緩いのか……。

 ま、どっちもかな!


 とまあ色んな気持ちがあって、この作品が立ち上がったって感じです。



【キャラ名について】


 キャラ名は、結構思いつきでつけてます(笑)


 ただリベラとシオンについては、元ネタがありまして。

 当時、よく聴いていた、


 『リベラシオン/渕上舞』

 https://www.youtube.com/watch?v=CQme9XHXwb0


って曲から頂いております(笑)

 わー、単純っ!


 本当は、リベラだけ頂く予定だったのですが、相手役男性の名前がどうしても良いものが思いつかず、そのままセットで拝借いたしました(笑)


 曲はとっても素敵なので、是非♪


 ちなみにこの作品のタイトルが長い為、旦那はこの作品を略して『リベシオ』と呼んでました(だからなんやねん)


 後、元ネタがあるのは、アーシャの本名ですかね。

 

 アーシャの本名は『アニマシャルテ・マーレ』ですが、元々考えていたのは『アーシャルテ・マーレ』でした。

 この名前を出した時点で、アーシャの正体バレバレじゃんっ! っていうのもあったのですが、この時期、


 『ANiMA / xi』

 https://www.youtube.com/watch?v=9F2sK2aO8-U


っていう、控えめに言って神曲に爆ハマリしてまして。

 その影響でアーシャの本名も、アニマに変えちゃいました(←影響力!)


 こちらの曲が収録されてるアルバム『World Fragments』は全部神曲で、アマゾンプライム会員なら無料で聴けるので、聴いてみてね!(←回し者ではありません)



 ちなみに、今爆ハマリしてるのは、この曲♪

 Ys VIII: A-TO-Z Extended

 https://www.youtube.com/watch?v=7RfuwKAo92M


 ファルコムは、相変わらずええ仕事をしはるわー(*´Д`)



【ふわっと設定について】


 全体的に、ふわっとしててごめんなさい(´Д⊂ヽ

 色々と無茶して設定つっこんで、ごめんなさい(´Д⊂ヽ

 いっぱい矛盾とかあって、ごめんなさい(´Д⊂ヽ


 でもねこれ。


 設定、考えて詰めた方なんですよね(´Д⊂ヽ


 当初、神と魔王、勇者候補やリベラたちの関係は、もっともっとふわっとしてました。


 勇者候補は神と繋がってて、そこから力を引き出してて~

 シオンの時間を止める能力は、勇者候補に目覚めたら偶然得た能力で~


とかとか。


 そんなふわっとした設定を旦那に話したら、叩かれるわ叩かれるわ‼

 めぐめぐのライフは、もうゼロよ――――っ‼ という古いネタを出したくなるくらい、フルボッコにされました( ;∀;)


「え? 神と勇者候補の力、繋がってるんやろ? それやのに勇者候補が力使ったら、神、もっと弱るやん?」


「……え? (考え中)……そやな」


 てな感じで。


 全ての出来事には、ちゃんと理由をつけんといかん、と言われましたね。


 なので、当初シオンの能力については、エステルが彼を勇者候補に目覚めさせたときに、偶然現れた能力って言う設定だったのですが、それについても、


「そういうの、ちゃんと理由がないと読者は納得しない」


って言われましてね……。

 なので、エステルから能力を借りたって設定に変わりました。


 こんな感じで一応、処女でなくなったリベラに、何故勇者候補並みの力が残ったのかも、物語の中では出してないけど一応理由付けはしてます。


 私が、


「今生きてる世界でも分かってないこと多いんやから、物語の世界でも、理由の分からないことがあってもええやん!」


と旦那に言ったら、


「いや、キャラクターが理解してないことがあってもいいけど、めぐめぐは分かっとかんとあかんやろ」


と言われましたね!


 くぅっ! 設定魔めっ‼


 とにかく、当初は今以上に偶然と適当とご都合主義のオンパレードでした(笑)

 あのまま進んでたら、きっと途中で設定につまってエタってたと思うので、そういう意味では、旦那のフルボッコには感謝かもしれません。


 とはいいつつ、ほんと終盤まで細かいところが詰め切れておらず(最後までバレンタを悪者にするか迷ってし、どうやってリベラの正体がバレたのかも詰めれてなかった)、色々と無茶な設定をしている部分も多かったと思います。


 ほら。

 法具という存在がありながら、それを使ってる描写って、リベラとノリスしかなかったでしょ?(笑)

 

 設定のこじつけをしてる時、何度も後悔しました。


「次、話書くときは、ちゃんと設定練る」


と……。


 ま、大目に見てね☆(てへっ)



ってことで、文字数が多くなったので、次回につづく! かもしれない(笑)

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