【短編】恋するNPC:non player character
こちらの作品をお読み頂き、もしくは興味を持っていただき、ありがとうございました。
【あらすじ】
ストック村のアリッサは、村の名を伝えるだけのNPC。
そんな彼女が何故か心を持ち、勇者に恋をしました。
そんな彼女の元に、気まぐれな神様がやって来て願いをかなえてくれると言います。
勇者の手伝いをしたいと願い、アリッサはゲームシステムから自由になりましたが、彼女には大切な役目があったのです。
3,140 文字 ファンタジー 恋愛 NPC メタい
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894673456
--------------------------------------
きっかけは覚えていませんが、そう言えばこんな話も考えてたなーって言うのを最近思い出し、練った作品です。
昔、ウルティマオンライン(UO)というオンラインゲームにはまってました。
それはもう、自作HPを作って、ゲーム日記とかつけるくらい(笑)
その時から小説は書いていたので、UO小説も書いてたのですが、その中の一つにNPCとの恋愛がありました。
その事を思い出してた時に、今回の話のネタを思い出したので、きっとその辺りから来てるのかもしれません(適当)
アリッサは、神様に願いをかなえてくれると言われますが、勇者との恋愛成就を願わなかったのは、もうゲームのストーリーが決まっていて不可能と思っていた為、そういう考え自体が浮かばなかったからです。
心を持っていても、NPCはNPC。ゲームのシナリオ通りにしか考えられないって感じでしょうか。
最後の勇者に追加された一言は、神様の粋な計らいです。アリッサは、名前を呼ばれたいという願いも持っていたので、それをこっそり叶えてあげたというかたちになります。
あれくらいなら、システムに支障はないでしょう(笑)
後、密かに私が好きなシーンなのですが、神様がゲームをリセットする際に言うセリフ、
>現実世界でプレイヤーがセーブする前に、母親にゲーム機本体の電源を切らせるから、少し待ちなさい
ここあれです。
母「もうあんた、何時間ゲームしてんねんっ! ええ加減にしーやっ!」
子「ちょっとまってや! ここクリアしたらセーブできるからっ!」
母「待たへんっ! (ブチッ)」
子「あああああああっ‼ 俺の2時間がぁぁぁぁぁっ‼」
という親子の一幕を想像して書いてます(笑)
ゲームネタのメタ発言は、書いていてとっても楽しかったです。
コメントや♡、レビューなど、反応を下さった皆様、お読み頂いた皆様、本当にありがとうございました!
今回は、あんまり語る事なかったな……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます