【短編】彼女の夢の叶え方
こちらの作品をお読み頂き、もしくは興味を持っていただき、ありがとうございました。
【作品説明】
妄想のような夢を持つ俺は、今日も冒険者仲間から笑われていた。
しかし、一人の女性がやってきてこう言った。
「あなたの夢を叶えるお手伝いをいたしましょう」
夢を叶える女神と呼ばれた彼女に声をかけられ、魔法のように簡単に夢を叶えることが出来ると思っていた俺。
しかし彼女の夢の叶え方は、俺が思ってた方法と全く違っていた。
全5話 9,622 文字 恋愛 ファンタジー タスク管理
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893838587
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カクヨムコン短編に出した作品。
元々書いていた作品ばかりカクヨムコンに出していたので、コンテスト用に何か書きたいなーって思っていたところ、急に降りて来たのでわーーっ! と書き上げました。
元々、ネタは温めてたんですけど、書きだしとかどうしようか迷ってて書けなかったんですよね。
まだその時ではない、的な(笑)
これを思いついた時、GTD(Getting Things Done)というタスク管理法の一つにハマってました。
まあ結局私のタスク管理は挫折しちゃうのですが(笑)、ふと、
ファンタジーとタスク管理組み合わせたら面白くね?
と思い付き、戦士である主人公が、タスク管理をするアドバイザーの指示に従い、強くなって勇者になるっていう話を温めてました。
ちなみにこの作品の仮タイトルは、「夢を叶えるタスク管理(仮)」。
……一体どこの自己啓発本だ(笑)
ログは、夢見る男って感じで、夢は見てるけど実現しようという努力には欠ける人です。一言で言うと、甘ちゃん野郎。
いやー、自分自身と重ねましたね、ヤツの甘い考えな部分は(笑)
私もかなり夢見がちで、でも楽して叶えたいという相当な甘ちゃんなので、ログの気持ちは分からんでもないです(ぉ
本編で上手く書けている自信がなかったのですが、パメラが先にログの事を好きになってます(そのきっかけは考えてませんが……)
ログに振り向いてもらうためパメラが考えたのが、彼の夢を叶える手伝いをする事。その為に知識を付け、他の冒険者の夢の手伝いをして実戦経験を積み、いよいよログに近づいた、というのが流れになります。
ただログが姫と結婚したいとか言ったり、結局彼に拒絶された為、夢破れて傷心のまま故郷に帰ったという感じになります。これが最終話で彼女が言っていた、3年前に破れた夢というやつです。
本当は、最後パメラのノートをログに見せて気持ちを伝える部分を書くか、すっごく迷ってました。話的に、パメラが再び協力を引き受ける言葉で終わった方がスッキリしてて良かったので。
ただそうなると、何でパメラがログの夢に協力したのかが分からんな、となったので、少しテンポが悪くなりましたが、最後まで書くことにしました。
ちなみに、ものすっごく微妙すぎて分からないパメラ頑張りポイントなのですが、
>パメラの肌荒れのない白い指先が、ペンから離れた。(第1話)
>そう言うと少しささくれた指先が持つペンが(第3話)
この指先の変化は、彼女がログの為に密かに頑張っていた為、綺麗な手が荒れてしまったというのを表してたり……(微妙すぎて分からん)
書いていて楽しい作品でした。
やっぱりハッピーエンドはいいですよねー。
カクヨムコンでレビューや応援・コメントなどを下さった皆様に、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました!
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