【短編】現実という名の夢

 こちらの作品をお読み頂き、もしくは興味を持っていただき、ありがとうございました。



【あらすじ】


 戦争によって全てを狂わされた英雄と、その英雄を守りたかった新兵の物語。


 戦場で新兵だった俺は、一人の女性ラーナに命を救われる。

 彼女はたった一人で戦場を駆け抜け、あらゆる敵を薙ぎ払い、国の窮地を何度も救った英雄だった。


 とあるきっかけで彼女と話す機会を得た俺は、そこで英雄の裏側を知ることになる。


 全9話 13,521文字 戦争 バッドエンド ある意味ループ


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890763653


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 10年以上前に書いた作品。

 データが残っていて読み返したところ、「悪くねぇか……」となったので、せっかくとばかりにアップしました。


 いやー……、この作品を書いた時の私、絶賛病み期だったんですよね。

 お恥ずかしい……。


 たまにね、こう思う事ありませんか?


 今見ている世界が、夢じゃないかって。ほら、マトリックス的な。

 実はすべてが夢で、本当の身体はベッドの上にあるんじゃないかとか(ドラえもんの都市伝説⁉)


 まあそう考える事があって、そういう人が出て来るお話をって書いたら、これが出来上がった感じです。

 


 ヒロインのラーナの強さは、


「夢だから何でも出来る!」

「現実じゃないから、怖くないっ!」


というところから来てました。まあ実際は、夢でも怖かったりするんですが(笑)

 なので、特別な力があったわけじゃないので、全然戦いの中で死ぬ可能性はあったので、今まで生き残ってたのは運なんですよね。ほんと、強運。


 ただ思考は現実化するというか、そう思い込めばそういう結果になるという話もあるので、なるべくして生き残ってたのかもしれないかなーとか考えたり。


 ラーナの最期は、残念ながら私にはあれしか思いつきませんでした。

 今まで体験してきたことが、夢じゃなくて現実だと言われたら……、そりゃ混乱もしちゃいますよね……。

 後、あんな彼女を主人公一人で支えられるとは思わないしなあ……。戦争後も、たくさん人殺ししちゃいましたしね……。


 最後のある意味ループは、個人的には好きな終わり方です。


 結局、戦争は終わらない。一時の勝利があっても、結局憎しみは繋がり新たな憎しみが産まれる、そんな感じでしょうか。

 

 個人的には好きな作品であるのですが、何か暗いのであまり読まれる事はありません(笑) 

 後、何というか……、男性主人公目線で書くと、皆同じようなキャラになってしまうのが、ちょっとした悩みです。難しいですよねー。



 という事で、とりとめのない内容になりましたが、ここまで読んで頂き、ありがとうございました♪

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