第4話 悪魔の彼女と初エッチ!?

 俺は黒髪で紅玉の目をした彼女黒魔さんをベットへと押し倒し、その胸を服の上から揉んだ。

 黒魔さんが痛がらないようにそっと優しく包み込むようにして揉んだ。

 揉むたびにわざとらしく黒魔さんが喘ぐもので、興奮してしまった俺は


「黒魔さん……そのぉ〜脱がしていい?」


「ええ。もちろん! だって幸助くんは私の彼氏だもの」


 やったぁ〜〜〜〜♡

 じゃあ、お言葉に甘えさせてもらうね〜!


 俺は優しく制服のネクタイを外し、半袖のシャツのボタンを一つずつ外していく。


 そして、徐々に現れる美白の肌に、白い肌とコントラストをきかしている黒いブラジャー。


 そのブラジャーの中には沢山の夢が詰まっているような気がして……


 けれど、突然躊躇してしまう俺がいて、

 そんな時に甘く囁いてくる彼女の黒魔さん。


「早くこれも脱がせてくれない? すごく邪魔なんだけど……」


 俺の指を持ってその指が谷間をそって動くように操作する彼女。


 全ての動作、表情の全てが艶かしくて、俺は我慢できなくなってしまう。



「じゃあ……黒魔さん……脱がすね」


「んふふ。はぁーい。よろしく〜」


 今度は黒魔さんの調子が子どもっぽくなって、その変わる調子が俺との行為を楽しく感じているように思われて、俺もそれに乗るようにしてやる。


 そうして俺は黒魔さんの背中へと手を回し、不器用ながらもブラジャーのホックを外す。

 そしてその全貌を表す美乳。

 とにかく芸術品を思わせるような美乳が俺の眼前に現れる。


 俺はその乳を支えるような形で自分の手で包む。

 

 黒魔さんのおっぱいが自分の手にフィットするように感じられて、勢い余って強く揉んでしまった。

 その度に上がる黒魔さんの嬌声。

 紅色が刺した頰に少し湯気が立ち込める体。

 その全てが俺にGOサインを与えてくれているようで、


 俺は黒魔さんを脱がすだけでなく、自分の服を脱ごうと手をつけた。


 だが、黒魔さんがその行為を制した。

 けれどそれは行為の中止を意味するのではなく、


「こうすけくん。今度は私が脱がせてあげるわ」


 甘ったるい声で艶かしくそんなことを言う黒魔さん。


 もちろんそんな提案を俺が断るわけもなく、


「お願いします♡」


 そして、黒魔さんが勿体ぶるようにしながら俺の身ぐるみを剥いでいく。


 その指先一つ一つが美しくて、それでいてエロティックでおれの気持ちがどんどん高まっていく。


 ズボンを脱がされてあらわになったのは隆起したブツだった。


 俺もそんなところを見られて少し恥ずかしくなるのだが、相手の格好も格好なので我慢することにして、また黒魔さんをベットの上に押し倒す。


 唇と唇を合わせ、そのあとは舌を絡ませた。

 最初はぎこちなかったものの徐々に上達していく2人。

 その成長が俺にはなんだか嬉しくなってしまって。


 そして、徐々にお互いの体に熱が帯びて、最終段階へと移ろうとする。


 目覚まし時計のアラームの隣に準備されていたものを取り出した時、


「いいわよ……なまで……」


 この時俺の理性が崩壊しかけた。


 だがそんな時、



 プルルルルル。プルルルルル。

 行為の最中に俺に電話がかかってきた。

 掛けてきたのは幼馴染の少女だった。


 内容がとても深刻なもので俺は慌てて、服を着て黒魔さんの家を出た。


 行為中に飛び出すなんて最低なのだが、事が事だった。

 だって、幼馴染の天白夢(あましろ ゆめ)が突然こんなことを言うのだから


 —————私死ぬね。さよなら。



 って。



 家に1人取り残された黒魔叶は、


「くっそぉあ! このヘタレっ! あと少しで刈りとれたっていうのに……このままじゃまずいわね……」


 と黒い翼をはやしてそんなことを呟いた。

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悪魔の彼女と天使の幼馴染。 月風レイ @tsukikaze0

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