第60話
「アレン、旅行に行く?」
「ラピスもだけど俺の母上の国に行くぞ。」
you are shockって言葉が似合う武術家の居そうな国へな。
カンボジアってさ確か平等院鳳凰堂、10円玉の表に書いてある奴で諭吉万札の裏に書いてある鳳凰もそれなんだけどアンコールって遺跡がその平等院鳳凰堂のモチーフになった国って言われてるくらいには日本に多大なる影響を与えた国なわけ。その召喚者がいるくらいだから相当国交がありそうなんだよな。あとなんだっけ確かプレアヴィヒア寺院とかいう世界遺産もあったかな。これは仏教文化の象徴的存在だから厳しいんだろうな。タイ王国の影響を受けてるところだから当然カラリパヤトゥもやっているだろうしな!
「私も?」
「一応結婚報告も踏まえて行くから一緒に行かないとダメだぞ。新婚旅行も兼ねてるし。」
「そっか。じゃあ他には誰を連れていくの?」
「シェルのおっちゃんとミッシェルは連れていくけどアルティマさんはどうしようか迷っているところだわ。」
「それには及びませんよアーレギオン様。」
目の前にたわわな童貞には禁断の果実が現れた。俺の感想?そんなもん最高に決まってんだろ。あ、嫁が白い目で見てる。女の勘ですか、すみませんでした。
「うおーい!アルティマさん急に現れるなよ。」
「それは秘書ですし仕事もだいぶ片付いたので偶々アーレギオン様をお探ししていただけですよ。」
「答えが答えになってないし嫁に白い目で見られるから急に現れないでください。お願いします。」
sya za iの時の御辞儀を発動して本気でお願いする。男の子だから視線はそっちに行っちゃうの今は身体15歳ぐらいなんだから行っちゃうものはしょうがないんだから。
「ふふふ、まだまだ坊やですね。ポーカーフェイスはお嫌いですか?」
そういって禁断の果実の前で腕を組む。やめて視線がそっちに行っちゃうからsya za iのスキルが解除されちゃうから。
「おやおや姿勢が前のめりになっていますよ。そうかしたんですか?」
あんたそういう人じゃ無かったろうに!!!
「今なら抱きしめてもいいんですよ。仕事の労いのためですし。」
らめええええええええええ!!!イッチャウカラ、オジサンルパンダイブ決め込んじゃうから。
ドゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
半端ない音共に俺の視界はブラックアウトした。気絶ではなくただ単なるブラックアウトだった。ん?今の音はラピスに殴られた音だよ。
「アレン。」
「はい、ごめんなさい。」
「アルティマさんをお嫁さんにしたいならミーシェルに言ってから。」
「そういうわけで私も同行しますね。アーレギオン様。あ、あとラピス様私は愛人枠希望ですのでミーシェル様にもお伝えしておりますのでアーレギオン様本人に許可を得るだけとなっていますのでお気になさらずに。
(アーレギオン様、あちらの国にも悪魔がいる可能性があります。どうかお供させてください。)
そうアルティマの目的は悪魔(ハッカー)の排除だった。
もちろん愛人は方便なのだが実際100年位は暇なので子どもでも育ててもいいと思っていたりするので満更でもなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます