下ネタ
深夜のお料理番組
*登場人物
□□・・・20代の女性。料理番組のMC。一生懸命やっているつもり
先生・・・□□より3~5歳ほど年上の男性。料理研究家。変態。
*注意事項
□□や〇〇には任意の名前を入れてください。
方言変更可。内容の性質上、性別変更は不可。
*以下、本文
SE:料理番組のオープニング風な曲
□□(MC)「今日は料理研究家の〇〇先生に豪華なおもてなし料理を教えていただきます。センセ、よろしくお願いします」
先生「こんばんは。今日は多くを語りませんがこの素晴らしい形状の松茸で土瓶蒸しを作ります。□□さんちょっと触ってみてください」
□□「触りましたよ?」
先生「(ちょっと息を荒く)どうですか? どんな感じですか?」
□□「どんな感じって、えっと、高そうだなって」
先生「(失望したようにいらいらして)値段とかはどうでもいいんですどうせスタッフが払うんですから! どんな触り心地とか、サイズ感とか、あるでしょう! お茶の間の皆さんにしっかり伝えなきゃ!」
□□「えっと、身が締まってて固いです」
先生「おおおおううう!! イエーーース!! それで? それで?」
□□「見たことないくらい大きいです……よね?」
先生「大きいけどさ……」
□□「なんで不満そうなんですか」
先生「見たことないくらいってことは、見たことあるんだ」
□□「それくらいありますよ! お店とかで」
先生「(皮肉っぽく)ふーん、お商売のってやつですか」
□□「(うざそうに)売ってあるの以外で松茸見たことあるのって、生産者さんくらいじゃないですかね? そんなことよりセンセ、お料理しましょうよ。一応カメラ回ってますから」
先生「(少し舌打ちしてムカつく感じで煽るように)わかりましたぁ。今日は松茸の土瓶蒸しを作りますぅ」
SE:料理番組風の音楽をしばらく流す
先生「えー、では、ここで、松茸の先っちょに練乳をたっぷりとつけます。□□さんお願いします」
□□「センセ、いつも『練乳はチューブじゃないとだめ、しっかりしごいて勢いよく出すのがいい』って言ってますが今日は取り皿に出してるんですか」
先生「練乳は松茸と非常に相性がいいのですが、この野太い松茸に、細い穴から勢いよく噴き出すチューブタイプ練乳をかけるところは、個人的に非常に見たくありませんし、なんか臭いです」
□□「そうなんですか」
先生「(力説して)とにかく、チューブタイプは松茸とは合わないです」
□□「(あまり深く考えないようにして)えっと…センセ、練乳、これでいいですか」
先生「そうですね、ではこれを、大事な松茸が傷つかないように口に入れて練乳を舐め取ります」
□□「はあ?!何でですか?」
先生「このひと手間で、オカズとしてボリューミーになるんです。ぜひ人妻のみなさんにもお勧めしたいテクニックです」
□□「センセがやって見せてください」
先生「僕がやるとたぶん死にたくなるので、女性にお願いします」
□□「死にたくなるんですか」
先生「(素で)はい、死にたくなります。僕を死なせたくなかったらお願いします」
□□「(嫌そうに)じゃあやりますけど……(もごもごしながら)松茸の独特な匂いと練乳……ちょっと吐きそうです」
先生「(はあはあしながら)いいですねぇ……いいですよぉ……上手ですよぉ□□さん……(カメラに向かって)ここでいったんCMに入ります」
□□「(ぺっと松茸を口から出して)あ、ちょっと! 先生! どこ行くんですか! 勝手にCM入れないでくださいよ! もう! (間をおいてからぼやいて)あいつしょっちゅうトイレ行ってるけどよぉ、…一応料理中なんだからどうにかしろよまったくよぉあれでもプロかよ、どちゃくそきめえな」
間
先生「(やたらすっきりした感じで)ではさっそく土瓶蒸しを作っていきましょう」
□□「先生、ちゃんと手は洗いましたか」
先生「料理研究家ですからいつでもしっかり洗ってますよ」
□□「それならいいんですけど……あの、センセ、この材料一覧のテロップに練乳がないんですけど大丈夫ですか」
先生「(しれっと)そりゃそうでしょう。使いませんから」
□□「はあ?! じゃあさっきのは何なんですか?!」
先生「単なる僕の趣味です」
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