カクテルバー
/*登場人物は男女その他、どのように組み合わせていただいてもOKです。アドリブ上等です*/
/*性別の組み合わせを適当に変えていただいた際、人称や語尾を女性・男性・オネエ風などに変更していただいても構いません*/
/*もし可能であれば、ep中ずっとSEでオサレなバーに流れているようなジャズを流してください*/
バーテンダー「お飲物のおかわりはいかがですか?」
客「ありがとう、結構だ」
/*可能であれば、ここにグラスの中の氷の音*/
バーテンダー「(冷やし甘酒一杯でもう一時間以上粘ってる……でもなんで毎回、うちみたいなオーセンティックなカクテルバーで甘酒オーダーするんだろうな、この客)」
客「どうしたらいいんだろう……」(頭抱え
バーテンダー「はい????」
客「さっき……妻にものすごく怒られた」
バーテンダー「大変でしたね」
客「壁に私と妻の相合傘をマジックで書いたらヒステリックにキレられた」
バーテンダー「あー……」
客「どうしたらいい?」
バーテンダー「まず謝って落書きを消して、仲直りしては? マジック落とし液、ホームセンターとかで売ってますし」
客「だって私は真剣に『LOVEフォーエバー』なつもりで相合傘書いたし! 遊びじゃないし! 謝ったら自分の正当性を枉げることになるじゃないか! 消すなんてもっての他だ! いつだって私は正しいんだから! なのにうちの奥さんは私をバカ呼ばわりなんだ」
/*可能であれば、これ以降、適当に自分の正当性をわいわい喋って音量を下げ、次のバーテンダーの独白を被せてください*/
バーテンダー「(……この人の奥さん、大変だなあ)」
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