イマジナリーフレンド

一時期イマジナリーフレンドが欲しかった。

2ch(にちゃんねる)でイマジナリーフレンドや多重人格の記事をよく読んでいて、自分にもこんな友達のような、何でもあけすけに話せる人物はいないだろうかと考えたものである。

 最近はまっている「ぼくのマレーグマ」という漫画もうつ病とイマジナリーフレンドを題材にしたもので、うつ病の主人公のもとに半分現実の(主人公にしか見えない)マレーグマが現れる。ほのぼのとしており、何だか見ていて癒される作品なのでおすすめだ。

 さて困った。私のもとには一向にそんなものが現れないではないか(当たり前)。私がこんなにも願っているというのに全く微塵も出てこようとしない、影さえ見えない。そこで今回は、イマジナリーフレンドがここにいるという設定で書いてみよう。いいじゃあないか誰にとがめられるわけでもないし。もしかしたら、こんなしょうもない日記を読んで笑ってくれる人もいるかもしれないし。


ゴリラにしよう。なんとなく数年前有名になった、あのイケメンゴリラがぱっと浮かんだ。


*ここから完全にひとり言です。



シャバーニ(ゴリラ)や、今日もお疲れ。おいら今日はお昼の一時に起きたよ。なんだって?うん、たしかに動物園にいるお前よりもぐーたらかもしれない。だってそのあとご飯食べて、酒飲んでずっと映画観てたんだ。映画『女子―ズ』、面白かったよ。ねえ、シャバーニ映画とか観るの? てかお前話せるの? 設定がまだガバガバすぎて何を話せばいいかわかんないよ。

 とりあえずこれから、星野源とかマイケル・ジャクソンとかブルーノマーズの曲聞いて寝ようと思う。わかってるよgorillazも聞くって、ゴリラだけになってやかましいわ!




なんだか楽しかった、完全に自己満足だ。これを見返したときにあまりにもひどかったら消してしまおう。なんだかいい夢が見られそうだ。

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たとえば日記のように ぺんぎん K @kawarasoba

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