第221章 『あさくらさんしょ』に出会った

 新しさや珍しさ、発見に奇抜な型破りでもない。

 ただ、忘れていたことを思い出す。

 そんなことに気づいてしまったのは、『あさくらさんしょ』さんのお蔭です。






肯定

 最近、『あさくらさんしょ』に出会ったよ。

 

 新しさを求めていたわけではない。

 発見を求めていたわけではない。

 奇抜さで型破りをしたかったわけでもない。


 ただ――。



テツガクちゃん

 本音に従って、やりたいことを続けたかったんですよね。


 私も出会ってしまったようです。

 『あさくらさんしょ』さんに。



肯定

 いいよね、『あさくらさんしょ』。


 何を探していたのか、わからない。

 本当に探していたのかもわからない。


 だけど、今、出会ってしまった。


 わかったんじゃない 思い出したんだ


 ザ・クロマニヨンズの『あさくらさんしょ』のように。

 僕も忘れないように残したメモ。

 今、そのことを思い出したんだ。



テツガクちゃん

 ステーキですね。

 

 新しい何かでもなく、珍しい発見でもない。

 もちろん、奇抜さが型を破ったわけでもありません。


 ただ、思い出してしまった。

 そのことに、気づいてしまった。


 汗をかいて、喜んでいる誰か。


 私達も植え替えましょう。

 

 新しさに珍しさ。

 発見や奇抜な型破りではなく。

 ただ、忘れていたことを思い出す。

 そんな『あさくらさんしょ』に。


 あなたはどうですか?

 何かを思い出せましたか?




 

関連の話題

『虹雷が光来』

『二つの現実逃避』

『忘却を喰らう忘却の暴君』

『運命か、自由意志か?』

『論外の世界』

『終わらないドン・キホーテ』

『放浪的な狂詩曲な景色』

『洞窟の比喩』

『テツガクちゃんと肯定一覧』





それでは、また次の機会にお会いしましょう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る