パキパキ病
皆さんは「パキパキ病」をご存じだろうか。
「パキパキ病」とは、口を開こうとすると、その周辺から「パキパキ」と音が鳴る病気だ。
最初は「パキッ」「パキッ」という僅かな違和感から始まる。
じきに口を開く度にパキパキと音が鳴るようになる。
そして最後は口が閉じなくなり死に至るのだ。
感染するという事例はなく、遺伝病であることが疑われている。
現在のところ、治療法は確立されていない。それどころか延命法すらなく、罹患したが最後、患者は死を待つ他にない。
残念ながら、現在の技術では治療し得ない、いわゆる不治の病である。
現在、この病気に罹患するのは『靴下』だけである。
靴下から靴下、あるいは靴下から人間への感染事例は報告されていない。
予防策としては、
①適度な口の開閉運動
②高温を避ける
③樟脳を避ける
等が挙げられるが、いずれも確実なものではない。
一刻も早い治療法の確立が待たれる。
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