野生の王国
結果的(積極的ではないという意味で)減農薬栽培なので、うちの園芸スペースは、虫たちに大人気です。
風の通り道になっていて、大型の蝶や七~八センチくらいあるバッタや蜂、その他大勢、
ジューンベリーの実は大人気です。
つがいのヒヨドリが毎年、楽しみにしていて、
でも、彼らの楽園の日々は突然、終わりました。
朝、ベランダに出てみたら、羽根や羽毛が
この
飛んでいる小鳥も追い
おまけに巣作りの
……
それから
ベランダの手すりの上に、骨が一本、置いてあります。
肉は
そうしたら、カラスがやってきて、何かを探している
一度ではありません、二度も来るのです。
(あーあ、お前のかよ、こんなトコに置いとくなよ……)
カラスは又、戻ってきて、骨が戻されているのを確認しましたが、置いたままで持っていきません。
人間の手に
すると又、カラスが戻ってきて、骨が無いのを確認しています。
私が庭仕事をしているすぐ脇の手すりに止まって、全然
「骨、無い、無いよ。」
思わず声をかけると、わかったように飛び立ちました。
ヒヨドリは、
ところが、それから一週間もたたないうちに、朝、ベランダに出てみると又、羽が散らばっています。
(ああ、
「ギャアーッ‼」
テントウムシって、
骨は
カラスは又、やってきて、骨が無いのを確認しています。
何であんなもの残していくんだろう、と不思議がっていると、家族がネットで調べて、
「カラスの贈り物なんだって。
この辺り、最近、ゴミは個別回収になっていて、カラスに荒らされることはなくなりました。
カラスの
うちは、道路を
うちのすぐ裏の畑は、ハシボソガラスの群れが、
カラスの世界も
そういえば、モミジ(鶏の足)って、中華圏じゃ、女子高生のオヤツなんだとか……。
ギャーッとか言っちゃいましたが、カラスからすると、
その翌日、ベランダで鳴き声がするので、見てみると、カラスが、サービスバルコニーの所で何か食べています。肉を食べ
そこで食べてもらっちゃ困るな、と思ったので、
「そこはダメだから、屋根(誰も上がってこられない所です)で食べて。」
と、
その翌日は、上の家のベランダで、小鳥を食べていました。羽毛が風に乗って、雪のように散ってきたから、わかったのです。
それからも、手すりに止まって、大きな虫を
朝、ベランダに、カラスの羽が落ちていることも、
栽培しているミニトマトには手を付けません。羽毛が落ちていたので、近づいて
サラダより、肉が好きなんだろう、と言うと、家族が激しく同意していました。
裏の畑を
カラスに食べられる鳥が
食べでが無いからでしょうか、スズメくらいの小さいサイズの鳥は
中型の鳥も、なかなかギャングです。
そこら
とりたてて動物好きというわけではありませんが、犬には
ちょっとマッサージをしてやった猫にはストーカーのように付きまとわれ、
お空から
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