【イメージ図】イエロヴェリル平原の戦い2
7月24日19時30分、ヴァナヘイム軍軍団長・アルヴァ=オーズ大将は、それまで部隊後方で待機させていた予備隊の投入を命じました。
ここで、帝国・ヴァナヘイム両軍の動きを図上に落としてみました。
https://kakuyomu.jp/users/FuminoriAkiyama/news/16817139555192694800
衰弱していくように見せかけて、ヴァ軍の先鋭をやり過ごし、その脇腹が目の前に来るのを待っていたアトロン隊。
「ここが死に場所」と決めたかのような、アトロン隊の執拗な抵抗。
寡兵の帝国側が、衆兵のヴァナヘイム軍をじりじりと押しはじめた様子。
ヴァ軍が踏み込もうとするも、横腹に刺さった帝国のいち連隊というナイフのために、前進すらおぼつかない様子。
総司令官の若造により、本来の積極性を封じられた上に、帝国軍の敗残兵ごときに消耗戦に引きずり込まれていることに、
雄叫びをひとつ挙げると、それまで部隊後方で待機させていた予備隊の投入を命じたオーズ。
これら戦場の呼吸を、ご体感ください。
【作者からのお願い】
この先も「航跡」は続いていきます。
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レイス・ミーミルたちの乗った船の推進力となりますので、何卒、よろしくお願い申し上げます🚢
【予 告】
次回、「逡巡 下」お楽しみに。
オーズ師団・アトロン連隊の戦闘は、終幕を迎えます。
オーズの決断は、後方を進む各隊指揮官たちからの非難の的となった。
「こんな狭いところで、総力展開を行うとは、あの猪は何を考えているのだッ」
理知的な第2師団長エーミル=ベルマン中将ですら、怒気を表に出したほどである。
オーズ隊による包囲網展開は、山間の広くもない廃村で行われた。
当然のことながら、街道は兵馬によって完全に遮断されたのであった。
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