【イメージ図】イエロヴェリル平原の戦い

 帝国暦383年7月20日未明、満を持してケルムト渓谷から打って出たヴァナヘイム軍により、イエロヴェリル平原は砲声に包まれました。


 そこで、帝国・ヴァナヘイム両軍の動きを図上に落としてみました。


https://kakuyomu.jp/users/FuminoriAkiyama/news/16817139554877358639


 涼と水を求めて平原に散らばっていた帝国軍右翼各隊――それらが壊滅する様。


 まさかヴァナヘイム軍が失業者や囚人を兵員転化したとは知らず――帝国軍将兵をして「『兵士が生る樹』を育てていたのでは」と言わしめたヴァ軍の急激な膨張の様。


 それら戦場の様子を肌で感じていただけましたら、幸いです。




【作者からのお願い】

この先も「航跡」は続いていきます。


今回の図面で、なんとなく両軍の位置関係が掴めたかな、と思われた方、ぜひこちらからフォロー🔖や⭐️評価をお願いいたします

👉👉👉https://kakuyomu.jp/works/1177354054894256758


レイス・ミーミルたちの乗った船の推進力となりますので、何卒、よろしくお願い申し上げます🚢



【予 告】

次回、「小骨 上」お楽しみに🐟

ヴァナヘイム軍に勝利をもたらしたミーミルは、1人悩んでいました。


――現場のトップとは孤独なものだ。

数多の嘆美の視線を浴びながら、彼はつくづくそう思う。


副司令官や参謀たちに相談することはできても、2つの選択肢のなかから、どちらか1つを選ばなければならないのは自分である。

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