第14章 停戦

第14章 主な登場人物

第14章 主な登場人物

※第13章までのネタバレが含まれているので、お気をつけください。


==〖帝国〗 ===========


【帝国東征軍参謀部(レイス隊)】


◆セラ=レイス

帝国陸軍中佐(参謀部復帰の折に昇格)

右翼第3連隊(アトロン連隊)壊滅後、後方予備隊大隊長を経て、帝国東征軍参謀部・先任参謀に返り咲いた。

紅毛にあおい眼、長身が特徴の26歳。

帝国屈指の作戦立案家。


◆キイルタ=トラフ

レイス家に代々仕えてきたトラフ家の息女。

帝国陸軍中尉。

レイスの腹心。同隊女性副長。

灰色の瞳、蒼みがかった黒髪が美しい24歳。

最近、結構ポンコツが目立つ。

後輩の失言にはデコピンを見舞う。


◆アシイン=ゴウラ

帝国陸軍少尉。

レイス隊の先任少尉。

巨漢、厚い胸板、太い腕。

快活な性格ながら、暑苦しい。


◆アレン=カムハル

帝国陸軍少尉。

レイス隊の将校。

喜怒哀楽に欠け、猫背と左目にかかった前髪は、やや神経質そうな印象を与える。

根暗だけど、実務の腕は隊内一かも。


◆ニアム=レクレナ

帝国陸軍少尉。

レイス隊の新米将校。

蜂蜜色のボブヘアが躍動的。

天然と積極性のハイブリッドな乙女。

最近、結構腹黒い。


◆ソル=ムンディル

ヴァーラス城主の娘。

くすんだ赤髪、アンバー(琥珀色)が入っている薄い水色の瞳。

13歳ながら、その美しさはヴァーラス領界隈かいわいにて持てはやされたほど。

レイス隊の右翼左遷にともない、祖母のもとに身を寄せていたが、同隊の参謀部復帰とともに、参謀見習いとして居着く。

レクレナに対しては、愛くるしい見た目からは想像もつかないほどの毒を吐く。



【帝国東征軍 総司令部幕僚】

◆ズフタフ=アトロン

帝国陸軍大将。

帝国東征軍総司令官を務める。

白髪白髭、朴訥ぼくとつとした69歳の老将。

ふさふさとした口髭、もそもそとした喋り方。

野暮ったさが抜けず、付いたあだ名は「農夫」。



【帝国東征軍 左翼指揮所】

◆リーアム=ブレゴン

帝国四将軍の1人にして最年長、しわがれ声の64歳。

帝国軍左翼を統括する。

帝国東岸領北部を領し、ブリクリウ派閥に属す。

ヴィムル河流域会戦に端を発する「懲罰人事」により、中将に昇格。

同じく中将に昇格したビレー(右翼統括)派閥と対立している。



==〖ヴァナヘイム国〗 =======


【ヴァナヘイム軍 総司令部】

◆アルベルト=ミーミル

ヴァナヘイム国軍大将。

卓越した用兵指揮能力を持つ35歳。

黒鳶色くろとびいろの髪に中背ながら引き締まった体格。

旗印は「咆哮する狼」。

帝国軍を各所において完膚なきまでに叩きのめしてきた。


◆スカルド=ローズル

ヴァナヘイム国軍中将。

ミーミル麾下、副司令官を務める。

誠実で勤勉な性格。


◆ シャツィ=フルングニル

ヴァナヘイム国軍少将。

ミーミル麾下、参謀長を務める。

神経質で短気。



【ヴァナヘイム国 宮殿】

◆アス=ヴァナヘイム=ヘーニル

ヴァナヘイム国国王。

痩せ型でいつも顔色が悪い。

政戦とも冴えないが、庭園造りが趣味。


◆レスクヴァ=フリデール

ヴァナヘイム国王室の女侍従長。

お堅い性格の46歳。



【ヴァナヘイム国 各省庁】

◆ユングヴィ=フロージ

ヴァナヘイム国農務大臣。

南方都市フレイの代議士。68歳。

初等教育すらろくに受けておらず、胆力と才覚だけでここまで昇りつめた叩き上げ。

短身豪放ながら胡麻塩頭の中身は良心的で開明的。

身を案じ手を尽くすも、軍務省次官・ケント=クヴァシルは往来に倒れた。


◆ヘズ=ブラント

内務省次官。49歳。

内務大臣・ヴァーリ=エクレフの部下。

軍務省次官をいじめた(?)罰として、貧乏くじを引くことに――王都に残った者のなかでは年長の部類に入る彼が、審議会を切り盛りさせられることに!?

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