第10章 主な登場人物

第10章 主な登場人物


※階級・年齢は帝国暦383年当初のもの。

※第9章までのネタバレが含まれているので、お気をつけください。


==〖ヴァナヘイム国〗 =======


◆アルベルト=ミーミル

ヴァナヘイム国軍大将にして総司令官。

卓越した用兵指揮能力を持つ35歳。

鳶色とびいろの髪に、中背ながら引き締まった体格。

旗印は「咆哮する狼」。

帝国軍右翼を完膚なきまでに叩きのめした。


◆ケント=クヴァシル

ヴァナヘイム国 軍務省次官。

地位は中将。

シケモク愛煙家45歳。

ひょろりとした背格好。

優れた知見や稀有けうの軍政能力を有するが、己の風采に頓着しない。

ぼさぼさ頭、擦り切れた袖もなんのその。

ミーミルの才能を見抜き、総司令官に推挙する。


◆ヒューキ=シームル

◆ビル=セーグ

ヴァナヘイム軍の異端児少佐。

二十代後半になりながらも、「若気の至り」は衰え知らず。

気に食わない上官と衝突すること数度、その度に降格しながらも、戦場での活躍ですぐに昇格することから、「階段将校」と呼ばれる。

ヴァナヘイム民衆たちからも愛されている。


◆アルヴァ=オーズ

ヴァナヘイム国軍中将。

同国随一の猛将であり、第1師団長を務める。

旗印は「二枚斧」。

全身100の傷は、武勲の証。ただし、右目元の古傷は、細君に引っかかれた跡。


◆レリル=ボーデン

王都・セントラルステーション近くに、マッシュルーム型の小料理屋「バー・スヴァンプ」を営む女主人ママ

恰幅の良い愛煙家。

軍務省次官・クヴァシルとは古くからの馴染み。

有り合わせの食材であっても、彼女の生み出す料理は絶品。


◆ スカルド=ローズル

ヴァナヘイム国軍中将。

ミーミル麾下、副司令官(現場三役の1つ)を務める。

真面目で穏やかな性格。


◆ シャツィ=フルングニル

ヴァナヘイム国軍少将。

ミーミル麾下、参謀長(現場三役の1つ)を務める。

神経質で短気。

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