第9章 昔日

第9章 主な登場人物

【レイス家 関係者】

◆セラ=レイス

ゲラルドの子。

特徴的な紅髪とあおい瞳を継ぐ少年。


◆エイネ=レイス

セラの妹。

兄と同じ紅髪とあおい瞳。そばかす少々。

花を愛し、絵画を描くことにおいて才能を有する。


◆ゲラルド=レイス

代々帝国の内政に従事する名門・レイス家当主。

セラとエイネの父。

監査職として内務省に出仕する高級官僚。

内務省次官派閥・第1課長派閥問わず、公平に扱う。


◆キイルタ=トラフ

レイス家に代々仕えてきたトラフ家の息女。

蒼みがかった黒髪と灰色の瞳を持つ美少女。

子どもの頃は感情を表に出していたんですね。


◆ロナン=トラフ

代々レイス家を輔弼ほひつしてきたトラフ家当主。

キイルタの父。

内々にセラ兄妹を助ける。


◆フィン=ゴウラ

セラ兄妹が暮らした貧民街近くの田舎領主。

野盗討伐のため、義勇兵を募る。

アシインの伯父。



【帝国 有力者】

◆ネムグラン=オーラム

帝国陸軍参謀次長。のち総長。

第八皇子と対立を繰り返す。

ブリクリウ=ターンをはじめ有力貴族を全土に従え、帝国中枢で着実に権力の地盤を固めていく。


◆ターン=ブリクリウ

狐面の内務省第1課長。

新進気鋭のオーラム家の追い風に乗り、帝国東岸領にて急速に権勢を誇り始めている。


◆リーアム=ブレゴン

ブリクリウの息がかかった貴族。

帝国東岸領北方各地を領す。

後の帝国四将軍の1人。


◆グレン=エティブ

帝国内務省次官。

第1課長のブリクリウと政治的に対立する。

セラの父ゲラルドは、エティブ陣営にくみする。



【帝国 その他】

◆フォラ=カーヴァル

帝国皇帝第八皇子。

オーラム一派との対立が、帝国全土に飛び火し内乱に。

後の小覇王・ブレギア国主。


◆ジョージ=ベールク

陸軍士官学校生徒。

セラのクラスにおける男子5人組のリーダー格。


◆コナル=ケルナッハ

陸軍士官学校生徒。

セラの級友であり、親友。

片方の頬は雪のように白く、もう一方はそばかすのように赤い。

片方の瞳はヒヤシンスのように青く、もう一方はカブトムシのように黒い。



【作者からのお願い】

第9章まで長らくお付き合いくださり、本当にありがとうございます。


この先も「航跡」は続いていきますが、ここで、帝国暦383年から、硝煙臭いイエロヴェリル平原から、時も場所も移動しようかな、と。


第9章では、20年ほど時計の針がさかのぼり、セラ=レイスの少年時代にフォーカスします。


レイス兄妹の活躍に期待いただける方、ぜひこちらからフォロー🔖や⭐️評価をお願いいたします

👉👉👉https://kakuyomu.jp/works/1177354054894256758


レイスやエイネの乗った船の推進力となりますので、何卒、よろしくお願い申し上げます🚢

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