彼と会えば。

私の右肩に触れる彼の左肩

そこから伝わる温もりは

誰のものより優しく感じる。


今日はもう帰らなきゃ。

口に出せずにいると

彼が静かに私を包む。


まだ私と彼の生活は

一つではないから。

今日は楽しかったよ。


幸せだった数時間の後

離れたすぐ後が

一番

寂しくて

切なくて

どうしようもないほど

あなたに触れたい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る