企画にご参加いただきまして、ありがとうございます。
高校の部活中という身近な視点で語られる壮大な生物史だな、と思いました!
『浦島太郎』をきっかけにSFにもファンタジーにも歴史にも科学にもミステリーにも話を展開できるんですね。
キャラクター同士の掛け合いも面白いです。
≈≈≈
「そもそも、アジとイワシの区別もつかんようなバカップル相手に、 学術的に貴重な魚を見せたところで何の役にも立たないだろうに」
「......バカップルって、 そういうのじゃないと思うな......」
≈≈≈
↑この部分とか笑
浦島太郎の竜宮城への行き帰りに着目した話は初めて読みました!
太郎が竜宮城で食べる物が原因で老いた(ようになる)っていう発想も興味深い。
ラストの勘違いのところは、なるほどと思いました。珍しいのに被ってる地名って結構多いし。
≈≈≈
何でそんな、『デート中のカップルに親でも殺された?』とでも言いたげな顔をしてるん だ。
「......何でそんな、デート中のカップルに故郷の星でも滅ぼされたみたいなことを」
「異星人扱い!?」
≈≈≈
↑ここの部分めっちゃ好きです^_^
イベントから読ませて頂き感想失礼します。
完結おめでとうございます。
作品読ませて頂いた個人的な感想です。
作品通してとてもまとまっていて、楽しく読ませて頂きました。思考実験で物語を考える様も参考になる&面白いですし、二人の会話劇の距離感もいい感じでした。
あえての気になった点ですが、会話劇はデートのお誘いのところでオチてると思ったので、終盤はもっとコンパクトでもいいのかなと感じました。主人公の女性恐怖症とヒロインの天才設定は話にどう影響してたのかよく分からなかったです。
思考実験、こちらがこのお話のメインだと思いますが、の結果がひとつの仮説ってだけに感じてしまい、物語創作として例えばロマンティックなオチが合わせてついたりすると、より印象に残ったかもと思いました。
楽しく読ませて頂きました。これからも執筆頑張ってください。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いくつかの点はご指摘通りで、水族館行きが決まったところでいったん完結していたのですが、最後のエピソードを新たに思い付いたため、電撃大賞応募もあって5話ほど追加しました。
主人公の女性恐怖症は、ラブコメの鈍感主人公のような、二人があっさりくっついてしまわないためが一つ。
それと、この二人の話は他にもいくつかあって、彼女は他の話の設定を引っ張ってきたせいです
二人の話はKAC2023でいくつか投稿したのと、今後も投稿予定がありますので、よろしければまたお越しください
浦島伝説に関して、意表を突く考え方を出されており、楽しませていただきました。
しいて言うと、全編がほぼ二人の会話に終始しています。
アクションなど、もう少し変化があれば、より読みやすい作品になったと思います。