Vol.2 自分へ

今日もがんばったね

朝起きて、慌ただしくごはんを食べて、

掃除して、買い物行って。

自分だけが生きればいいわけじゃないから、

二人分の夜ごはんを準備する。


すこし余裕のある今のうちに、

やりたいことはたくさんあるのに。

自分のことは、ついつい後回しになってしまうよね。

…ちがうな。

自分のことができる時間になった時には、

もう全部使い果たしてしまって、

余力が残ってないんだよね。

もっと、てきぱき動ける人でありたいんだけどな。



あなたの日々のがんばりを

全て見ていて、100%知っているのは、

実はあなたしかいないんだ。

あなたが、どんな気持ちで、どんなコンディションで今日という1日を生きたのか。

傍から見ればいつも通りにこなしているあれこれを片付けてゆくのに、

今日はどれだけのエネルギーが必要だったのか。


だからね、

がんばりすぎて疲れちゃってる自分を抑制するのも、

逆にちょっと怠慢気味な自分を戒めるのも。

今できる精いっぱいでがんばった自分を褒めてあげるのも、

もっとできたはずなのにそれをしなかった自分に喝を入れるのも。

全部、あなた自身なんだ。


あなたのいちばんの味方は

自分がどれだけがんばったのかをわかっている、あなた。

あなたが「がんばった」と思えるなら

周りが、誰が何と言おうと、

今日のあなたはがんばった。

他人が押し付けてくるものさしに、自分をあてはめる必要はないよ。

あなたはあなたのものさしで、自分を評価しよう。



あなたは、あなただけのものだ。

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