Vol.3 どうしても合わないこと

あなたとわたしは、ちがう人間。


名前も性格も、好きなものも嫌いなものも、

全部ちがう。

それ自体は、なんの不思議もなくて、当然のことなんだけれど。


”ちがう”ことと、”配慮ができない”ことは、根本的に違うよ。

「常識がない」ことの理由にはならないし、してはいけない。


たしかに、

あなたにとっての”ふつう”はあるだろうし、

逆もまた然りで、

わたしにとっての”ふつう”だって、もちろんある。

だけどそれは、

あくまでだということを、

忘れないで。



そのことに、あなたが気づいてくれるのはいつだろう。

こうして、どうしても合わないことが、

決定的にわかり合えない部分があるあなたとは、

いつまで経っても

今以上の関係を築こうとは思えないんだ。

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