第2話、ベトナム料理でフォー!

ベトナム料理店でフォーを食べた

フォー旨いな、ふぉふぉふぉふぉ

しょうもない親父ギャグ言いたくなる程旨かった

地元の駅前にある店

私は結婚するまでエスニック料理を食べる縁がなかった

しかもベトナム料理は全く未知の味だった

ハマったね

ベトナム料理は辛くない

これは嬉しい

フォーは米粉で作られた麺

じゃあ、ビーフンと同じかと調べた

フォーはベトナム発祥のライスヌードルで麺料理

ビーフンは中国発祥の乾麺

料理と食材の違いだった

要は両方とも米粉で合ってる

食べる日本人にとっては細かい事

だけど、お国料理のベトナムにとってはこだわるとこだろう

そしてフォーにはパクチーがつく

パクチー、癖の強い香草

私はどっちかと云えば苦手である

だけどこれが入ることでフォーにアクセントが付く

さっぱり系の麺と清涼な出汁

それにパクチーが入り、生モヤシまで入る

世の中、清濁併せ吞む

さっぱり系のイケメンだけでは締まらない

そこで癖のつよ~いオッサンが中に混じることで安定する

私のリアルはボーとしたボケキャラである

職場に頭のいい人ばかりじゃ空気がギスギスする

そこで私のような人材が必要となる

職場だけではなく世の中は強者だけではこの世は地獄界となる

そこで私のようなキャラが必要となる

誰からもツッコミやすいキャラ

決して人格者とは云ってない

ただ、ひたすら安心してツッコミやすい

そして私の周りでは何故か笑いが多い

私が居ると職場が和やかになると評価されている

まあ医療介護業界は女性が強い世界だからね

うーん、正直なとこは歳を取っての正攻法では

若い子には組織では勝てない

つまり能力的には見劣りする


芸は身を助ける

キャラは身を助けるということかな 


そうそう、このエッセイもどきは私の告白ではない

料理エッセイなのだ

しかも米粉のフォーのことなのに

いつのまにか脇役の癖強いパクチーが主張してくる

オッサンは自己の言動に注意し

常に内観せよ

怠れば老害となるから

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