エピローグ

 この日の日供祭、供物はいつもとは違う珍しいものだった。


「なっ、ナンじゃ? その右側の物体はっ!」

「あー。それは、ナンです! インド料理の」

「カッ、カレーではないのか?」

「もう、残ってません!」


 混ぜ混ぜされなかったナンは、真名井様への供物にされたあと、太一と12人の巫女と2人のメイドによって、美味しく頂かれたとさ。めでたしめでたし。

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カレーカレーカレー編 世界三大〇〇 @yuutakunn0031

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