第4話 功名すぎる参加者達
その再来週後に行われた俺の激励会では、校長の長ったらしい話、全校生徒1200名の応援歌合唱などの要項があり、最後に俺が「みなさんがしてくれた応援を無駄にしないように頑張ります。」と言い、会は終了した。
本番に近づくにつれて生徒だけでなく、世間のテンションも上がっているのを肌で感じながら、俺はあと少しだけしか続かない日常を謳歌していた。
最近上司から情報として送られてきたことだが、俺以外の参加者七名はこうなっている。
一人目 クライスト=メルカリウス 高校三年生 男性
父親が初代衛術協会会長で、息子の彼の実力も折り紙付き。彼自身も、国立魔法第一高校主席、衛術協会序列三位、更には昨年行われた警察庁主催の特別魔法部隊訓練に唯一高校生ながらに参加し、彼の戦う姿を見た現役魔法部隊員達は揃って彼の実力を高く評価する、など幅広いところで活躍している。そんな彼が誇る技は、『
二人目
魔力量だけで言えば、メルカリウスをも超越する国立魔法第一高校次席。火属性の魔法を得意とし、魔方陣を重ねて使う、多重魔法陣を用いた戦闘スタイルが特徴である。大魔法まで扱えるとされているが、その実態は不明なところが多い。かなりの美少女で、学生として勉学に励む反面、モデルとしても活動している。
三人目 一ノ瀬
主に補助魔法を自分にかけ、身体能力を底上げしてから武器を使わずに拳と脚で戦う戦闘スタイルが特徴である。魔法高校には属していないが、武術の世界で彼の名はかなり有名で、昨年全国武道大会ですべての相手を一撃で倒し、優勝している。彼の住んでいる愛知県では、銀行立てこもり事件に偶然居合わせた彼が強盗を倒し、捕まえたことで、『ヒーロー』と呼ばれている。
四人目 渡辺
国立魔法第二高校主席。魔法に長けており、雷属性の魔法を得意としている。九條 奏とは幼少期からの自他ともに認めるライバルで、今でもよく手合わせをしているらしい。こちらも、大魔法まで使用でき、持ち前の頭脳と、能力で、魔法第二高校内では他人を寄せ付けないほどの圧倒的強さを持っている。
五人目
若いながらも世界遺産に登録されている出雲大社の元筆頭巫女であり、チャクラムを用いた戦闘スタイルが特徴である。国立魔法第三高校主席であり、その強さと可憐さで圧倒的支持を得て、同高校内では彼女のことを『
六人目
柳生流日陰抜刀道の免許皆伝(十段の次)であり、切られた者はそれに全く気付かない、という卓越した剣才を持つ。魔法が出現する前は若い天才としてテレビにて銃弾を切ったり、石を切ったりしていたため、知名度はかなり高い。また、童顔であり、若い女性にかなりの人気を誇る。魔法出現後は補助魔法で強化することによってさらに研ぎ澄まされた剣技を用いて戦う。
七人目 椎名 鈴花 高校二年生 女性
氷属性の大魔法を使う魔法師。今年、魔法第一高校から通信制の高校に転校し、警察庁管轄の魔法部隊に所属している。九條 奏とは親友で、また、渡辺 洋介とも知り合いだが、椎名 鈴花が彼に好意を寄せているため、彼と戦ったことは一度もない。彼女もまた美少女で、魔法部隊に所属する前は、モデルをしていた。
これを見る限り、錚々たるメンツだよな、ほんと、、。
と、読み終わったと同時にそう思った。
というか、なんで好意を寄せてるとかがわかるのに、実態がわからないことがあるんだよ、と思ったが、それほどわかりやすいということなのかもしれない。
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