三歳になりました。

転生令嬢、三歳になる。


三歳になりました。王城暮らしも相変わらずです。今回の誕生日は、今までよりも凄く豪華です。


「ライラちゃんには、何がいいかしら」


「リリ、こっちのドレスがいいんじゃない?」


「こちらも素敵ですよ」


ただ今、ドレス選びです。ずっと立ちっぱなしです。です。早く終わって欲しいです!


「あ、これにしましょう!」


「いいじゃない〜! 流石ルーちゃん!」


「流石です、王妃様!」


どうやら決まったようです。ようやく終わりました。…どっと疲れた気がします。


ピンクと白のロリッロリドレスになりました。着るのが辛いです。



◇◇◇



パンッパンパカッ!


『誕生日、おめでとう!』


皆さんのいる部屋に行くと、大きな音と共に沢山たくさんの祝いの言葉がり注ぎました。


「ありがとうごじゃいましゅ!」


余りの嬉しさと喜びに勢いよく頭を下げました。


「いや〜めでたいね!」


ネロが嬉しそうな笑顔で言います。


「「プレゼント、楽しみにしてて!」」


レトとリトが張り切ったように言います。


「改めて、お誕生日おめでとうございます」


リンが微笑みながら祝ってくれました。


「「ライラ、今日はうーんと楽しんで!」」


アドとアルが眩しい笑顔で祝ってくれました。


≪≪≪おめでとう、ライラ!!≫≫≫


イアとレオとミアも、笑顔で祝ってくれました。


「「「「おめでとう」」」」


お父様達も笑顔で祝ってくれました。


「おめでとう、これからも楽しく過ごそう」


ニトおじ様も笑顔で祝ってくれました。


「はい!」


私は力いっぱい返事をしました。


「さぁ、今夜はパーティだ!」


ニトおじ様は、楽しそうに笑って言いました。


美味しい料理を食べて、ケーキも食べました。今は、プレゼントです。


「ライラにはこれを」


「私はからこれよ」


お父様からペンを貰いました。お母様からネックレスを貰いました。


「僕達はこれ!」


「ブローチだ」


お兄様達からピンク色のブローチを貰いました。


≪僕とレオからはこれ≫


≪気に入ると思う≫


イアとレオから薔薇の髪飾りを貰いました。


≪私はこれを……≫


ミアから精霊の守り石を貰いました。


「私とルーからはこれを」


「ライラちゃんに似合うと思うわ!」


ニトおじ様とルーお姉ちゃんからレターセットを貰いました。


「「「僕達はこれ。 」」


ネロ達から熊のお人形を貰いました。


「私達からも」


「似合うと思いますよ」


エドおじ様とアナお姉ちゃんから靴を貰いました。


「私達からはこれを」


「「頑張って探したんだ」」


リン達からは耳飾りを貰いました。


「みんにゃ、ありがとう!」


嬉しさのあまり、椅子から落ちたのは内緒です。


今日、とっても楽しい誕生日でした!

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