不思議な女の子 ミアside
私は、ミア。光の高位精霊だ。
私は、二人、知り合いがいる。いや、今は同じ契約精霊だろう。
このミアと言う名前は、契約した小さい女の子から貰った。
不思議な雰囲気で、自然と引き寄せられる。
勿論、私もその雰囲気に惹かれた。
月の光のような美しい銀髪。長く、愛らしい睫毛。何色にも輝く、透明で宝石のような瞳。そして、これらを引き出す白い肌。
子供なのに大人みたいに落ち着いていて、何処か儚ない。でも年相応の愛らしさと可愛さを持っている。まさに天使だ。
……あの子は、文字通り不思議だ。
普通、人間の子供は私達精霊を玩具の用に扱う。はっきり言って、嫌いだ。
でもあの子、ライラは、私たちを家族だと言う。
初めてそんな事を言われたから、言われた時は凄く嬉しかった。それにあんな愛らしい笑顔で言われたら、喜ぶしか無い。
風の…イアやレオの気持ちが分かった。ライラは、私達精霊の愛し子だ。
ライラのあの笑顔、何があっても守り抜こう。
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