第3話写真の娘

「「ぷらたん」っていうの、お察しの通りこれはじゃない


ーーそうね、あなたになら、話してもいいかな~~🌟こっちきて」


廊下に出る

ーーそして、案内されるがまま、前と後ろの棟をつなぐー二階の渡り廊下で話す

「ぷらたんは、半分人半分植物ーーそうね、聞いて驚きなさい、見て笑いなさい

我ら、閻魔様の、、、」

「そういうのいいから」

だれが、おじゃ〇〇〇のやつをやれといった

「--六種の植物でできているの、紅葉苺きいちご、むくげ

はこべ、えんじゅ、藤、沈丁花じんちょうげ、、、六つの

クラ〇カードじゃなくて」

ーーゲ〇、ボ〇グ並みの、鋭さの視線を向ける


いちいちぼけないと話ができないのだろうか

「、、こほん、ぷらたんは「」よ、これは少なくとも私の周りに知っている人はいないわ、


「今は、昔はいたみたいですね」

「ええ、東京に住んでいましたから」


ーーーええ、「、、、うそ、こんな、、、知性のかけらもなさそうな、、、

乳のない、ホルスタインが、「都会」出身?奇跡だわ」

よろりとよろけてしまう、、、だいぶショックを受けてる


ーー乳のないホルスタイン、、、つまり「ひんぬー」

「乳のない、ホルスタインってどういう意味か!」

「、、、ごめん、思ったことそのままいった」


なんか、しゃくぜんとしない気持ちはありつつ

「東京出身なんですか、」

いまいち信用できないので、もう一回訪ねてみる

「ああ、巣鴨すがも出身だよ」

本当でした


それはそれとして

「ぷらたんの「父親」は、私の昔の会社の上司よ

ーーちなみに、絵にかいたような、マッドサイエンティストよ

まぁ、どっかのロボットアニメみたいな人形ロボ作ってたしね」

「冗談でしょ」

呆れた顔

「いや、ほんと」


こがらしがふきぬけるーー

「、、、別に、今もあまり好きではないの、彼とは別れて

九州南部こっち来たんだけど、ただね、私彼のメイドだったことがあるの

ーー00〇みたいに行けばよかったんだけどスパイ失敗しちゃったなぁ」


ーー有名なスパイ小説の主人公のコードネームを出す、

っていうかすぱい!

「「に、、あわない」

口が、耐えられないー―吹き出す、転がる、腹を抱える

「--そのせいで、彼「ぷらたん」を実験材料に使ってね

ーーひどかった」

この一言を言う時だけ、それまでと違って、、、お茶らけた雰囲気じゃない

なんていうか、深い憂いに満ちているような表情


「--彼、今も「東京」にいるの、、、「自分の娘」に人体実験あんなこと

したのに、今も「何も言われない」なんて不公平よね、、、ぷらたんあんなに

苦しんだのに」




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国家呪術者の娘は、「絶対のルール」を超えるものと相対す 暇の三 @13222uygu

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