第2話わかんない、わかんない
ーールール―ルールーわかんなーい♪ルールールー数学がわかんなーい
x=yとかー♪どうでもいい♬
隣の席の人間がうるさい「教えて」「、、、いやです」
ーー高校の昼休み、「転校生」は声をかけられる
ーー正直「力」を付ける目的だったから、ちょっとうざったかったが「うざい」なんていおうものなら
「、、、、、、」(ムンクの叫び)になりかねないので、心の
「あのさ、この「男」見なかった」
「ん」
ーースマホの写真を見る
「ああ、残念かー―残念なら、11年前に学校を卒業してるよ、なんだ~
惚れちゃってたのか~」
「そんなわけない」きっぱり「昨日の今日で、すぐに好きになれません、、、ところで「残念」って」
ーーーそうだ、2年前に来たのは偶然じゃない、2年前「アイツ」の「ゲーム」
は売れ出した
ーー前も売れてたけど、それはあくまで「仕掛け絵本」や「ゲームブック」といったことで、
舞台上でのゲームやボドゲ―じゃない
隣の席の女性はきょとんと小首をすくめる
「あれ知らないの「残念な美人」だから、残念」
「え、男じゃないの」
「え、残念美人って男もじゃないの」
「、、、んなわけねえだろう」
ーーそれより、問題は、
「ねぇ、爆発的に売れてるボドゲ―とかない」
「知らない🌟」ずるっ
「え~私詳しくないもん、それよりÑⅬの話をしようよ」
その人は、今更ながら、「女性でも男性」でもない「見た目」をしてた
「ん~私「無性」ってやつなの、正確には無性ってわけじゃないのかもしれないけど
まぁ、それはともかくーーここは、あたしが付き合ってあげてもいいわよ」
「うるさいですよ、参観日間違えた、保護者さん」
「まだ、間に合うもん(小学校は、午後から)
「、、、はよいけ」
その時、写真が一枚落ちるーー「体の半分が植物でおおわれている人間だった」
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