復讐魔法少女姉妹、マンイーターを飼う
西暦三〇一〇年。世界は宇宙より飛来する侵略者にもたらされる攻撃によって危機に瀕していた。
人類が数千年培ってきた技術は彼らにとって玩具に等しく、また人類のことも害虫か食糧程度にしか思っていなかったため、そこから五年は人類の敗北と屈辱の歴史が続く。
だが人類がその人口を半減させた西暦三〇一五年、とある科学者が彼らの技術を盗み出し、限定的ながら実用化することに成功。
俗にマジカルギアと呼ばれるその技術を使い、侵略者に対抗する者たちのことを人々はこう称える。
人類の光。反撃の合図。希望を背負う少女たち――魔法少女と。
◆◆◆◆
「……こちらリブラライト。市街地に現れた侵略者側のドローンを撃破。ひとまず目につく敵影は全部ふっ飛ばしたと思いますので帰投します」
黒煙を上げ、千切れた配線からスパークを撒き散らすメタリックなオブジェクトを踏みつけながら、一人の魔法少女はざっくばらんに報告する。
今の世の中では珍しくない偵察用ドローンの襲撃は、増えに増えた魔法少女の影響で死者ゼロのまま制圧できるようになった。
時は西暦三〇三〇年。侵略者との戦いが終盤に差し掛かり、平和な世界まであと一歩。そんな夢を見れる人間が段々と多くなってきた時代だ。
「……え? 何ですか? 解決が速すぎるって? ああ、それは……」
話の途中で、大きな爆発音と風が吹き荒れる。フリルを大量にあしらったコスチュームのスカートが派手に揺れ、長い髪が大きくなびく。
「ほら。うちのお姉ちゃんと例のアレが……モニターしてくれればわかりますけど……ええ、はい。詳しい報告と書類作成は私がやりますので……はい……はい……」
通話相手に見えないが、目上の者と喋っているとついペコペコと頭を下げてしまうのは条件反射の一種だろう。
偵察用ドローンとは言っても、殺傷能力は最低限持たされている歴とした殺人兵器だ。予想外の苦戦を強いられている侵略者側も随分と腹を立てているらしく、数年前よりも明らかに威力が上がっている。
魔法少女でなければ対抗できない、どころか魔法少女でも単独では死にかねない。
例えるなら素手で野良犬を相手にするのと同じくらいの無謀。勝機がないではないが、一人でやるのは不安に過ぎる。
モノによってはクマ以上の脅威の物もあるのだが、あの二人にはあまり関係が無かった。
ズシン、という地震のような地鳴りが響き、周囲は今度こそ完全に静かになる。
魔法少女――
物心ついたときから常に一緒だった大好きな姉。唯一の肉親。幼きころ、復讐と世界の救済を共に誓い合った自分の半身。
だが今、彼女のことを思うと胸がピアノ線で締め付けられるように痛む。
「うみー。こっちは終わったわよー。早く報告してベースに戻りましょう」
とっくに報告は終わっている。溜息を吐きながらうみは振り向いた。
一歳しか年齢に差がないのもあって、ほぼ自分と同じ容姿の――髪型は流石に違う――彼女。短くふわりとした茶髪。活発そうな目元。運動をした直後なので、上気して頬が赤くなっているのが色っぽい。
少し前ならお互いの仕事ぶりを称え合いながらベースに戻っていくのがルーチンのはずだった。
だが今は違う。隣にいる忌まわしい女のせいで、それが叶わない。
「ああ、まだ生き残ってたんだ。お姉ちゃんを裏切ろうとして返り討ちに遭えばよかったのに」
直の嫌味に、その女は反応もしない。ただ面倒そうに明後日の方向を見ているだけだ。
本当に腹立たしい。まったく裏切る気配を見せず、姉の指示には従順なのだから。
黒髪をバレッタで束ね、タイトな緑のジャケットとジーパンに身を包んだ彼女は、今の姉のお気に入りだ。
それだけでも十二分に腹立たしいのだが――
「うみ。いつまで言ってるの。ファイはもう仲間なんだから、そういうキツイ言動は……」
「仲間? 冗談でしょ! そいつが何したのか忘れたわけじゃないよね!?」
うみの権幕に、姉は困ったように笑うだけだ。それが猶更神経を逆なでする。
「……さな。早く帰るぞ。動きすぎて腹が減った」
止めに、ファイのこの言動だ。
(お姉ちゃんのことを呼び捨てで……!)
「帰りに何か食べていきましょうか。さっき倒したアレ、多分新型だし、今回はそれなりにお給金入ると思うのよね」
烈火のような感情が口をついて出る寸前、冷や水を浴びせられるような姉の言動。
まるで理解ができなかった。何故、彼女はこの女とここまで親し気にできるのか。
絶望に目の前が暗くなる。三半規管が狂い、真っ直ぐ立っている気分じゃなかった。
「うみ。この辺にあるファミレスか定食屋で適当なの見繕ってくれないかしら? 多少お高そうでもいいわ」
「知らない! そいつと一緒にご飯なんて冗談じゃないし!」
「え? どうして?」
「むしろこっちの台詞だよ! パパとママの仇のそいつと、どうしてそんなに仲良くできるの!?」
そう。姉妹が魔法少女になったきっかけを作った女。
姉妹の両親を比喩ではなく、そのままの意味で食い散らかした地獄の化身。
侵略者側の権力者の一角。
無間飢餓獣ファイナルバハムート。それが、今ヒトの形を取っているこの女の正体だった。
そんなモノと一緒に夕飯など、まともな神経をしていればまず考えない。
考えないはずなのだが。
「でも今は仲間よ?」
「――あ……!?」
さらりと。
あまりにも、なんの力みもなく姉にそう言い切られる。
むしろ、妹の神経の方がまったく理解できない。そんな表情だった。
「そんな悲しいこと言わないで。私たちは魔法少女なんだから。みんなの憧れを背負う存在なのよ? 誰も彼も片っ端から殺すんじゃ、そんなの獣と変わらないじゃない?
だから、仲間になって私たちの味方をしてくれている内はみんな仲良し。みんな友達よ」
「……だって……パパとママは……?」
「パパとママがどうかしたの? もう死んじゃったはずよね?」
「……あ……」
理解ができない。
いや、というよりも。
今まで、うみはさなのことを一片でも理解できていたのだろうか。そのくらいの発言だった。
まるで最初から、両親が死んだことがどうでもいいと思っているかのような言動だ。
「……ベースに戻ったら、話があるから」
「うん。わかった。それで、ご飯はどこで食べましょうか?」
「……先に戻ってるよ。私は」
辛うじて、絞り出すようにそれだけ言って、うみは家路につく。
やることは山積みだ。書類整理が苦手なさなの分の仕事もしているので、うみの負担はただでさえ二倍なのだから。
それが終わったら溜まった洗濯を片付けて、軽く掃除もして。
その後は、何を話せばいいのだろう。
憔悴した妹を見るさなの顔は、心底心配そうなものだった。
うみの心情をまったくわかっていない者の顔だった。
◆◆◆◆
「態度としては明らかに、お前の妹の方が正しいぞ。さな」
「そうかしら?」
ファイにそう言われると、そんな気になってきた。
二人はあの後、目についた適当なファミレスに入り、今はドリンクバーで口寂しさを誤魔化しているところだ。
ファイは地球の食べ物のことに関してまったく無知なので、注文は纏めてさながしていた。
「ところで、アレルギーは大丈夫かしら? あなた地球外の生命体だから、それ以前の問題ではあるのだけど」
「平気だ。この擬態を被っている限り、地球上の物は『人間が問題無く口にできる物に限り』何でも食べることができる。ここは人間の食べ物を出す施設なのだろう?」
「なら大丈夫ね! 何なら擬態を解いてくれてもいい、と個人的には思うのだけど」
なんかズレてるな、と地球外生命体なりにファイは思う。
ファイの本性は地球人類にとって悍ましいものに見えるようなので、擬態したまま過ごせと言われているくらいだ。
実際、ファイ自身も自分の本性が美しいとは思っていない。
黒い肉塊に無数の触手、無数の口と鋭い歯を持つ巨大なクリーチャー。それが無限飢餓獣ファイナルバハムートの本性だ。
魔法少女でも、見ただけで気絶する者が多くいた。
「それにしても笑っちゃうわよね。ここ、避難区域の境にあるのに、みんな呑気な顔してるのだもの。私たちが被害なく騒動を収めたお陰なんだけど、そんなこと考えもしないんでしょうね」
「ここに来る途中で、さなに何人か感謝していたが」
コスチュームはもう脱いでいるため、一見するとただの少女にしか見えないさなを、それでも目聡く見つけた者は数多くいた。
その誰もが、さなの魔法少女としての活動を称えていた。とある小さな少女は、心の底からの憧憬の目線をさなに向けていた。
あまりの熱に、ファイですら少し眩しく思ったほどだ。
「嬉しいし、気持ちは嬉しいけど。信頼してくれるのも心地いい、と言えばまあそうね。ただみんな呑気だなーって思うのも止められないのよね」
「……話、脱線したな」
「あら、そう? どんな話してたかしら」
「お前の妹の方が正しいという話だ。そもそも、元侵略者側の中心人物だった私が今こうして普通に過ごしているのがおかしいが」
「だって、あなた強かったから」
さなは淀みなく言い切った。
「今は戦争中よ。強いヤツは大歓迎だわ。経歴も種族も問うのは非効率でしょ」
「もし私が裏切ったら?」
「殺すだけだけど……裏切るの?」
「……」
地球人類は理屈さえ通っていれば、どんなに感覚や心理に反していようと物事を実行する理解不能の生物なのだろうか。
目の前の綺麗な目をした生物に、ファイは恐怖を抑えきれそうになかった。
「それに、一回やったからわかってるでしょ。私の方が強いのよ?」
悪戯っ子のような笑みを浮かべ、さなはウインクしながら告げる。
ファイが今こうしているのは、元をただせば
謂わば捕囚。こうして共に行動できるのも、さなかうみのどちらかが一緒にいるときに限定されている。
「……こう言ったら流石に怒るかもしれないが、私は殺した地球人類のことなど一々覚えていない。本当に私がお前たちの両親を殺したのか?」
「一人一人の顔は覚えていなくても、襲った街くらいは覚えてるんじゃない? ほら、デカい電波塔のあった街、とか」
「それくらいなら。確か、この国にあったそんな街を十年前に……」
「それそれ。私たち、その電波塔のあたりに住んでたのよ。たくさんの人が犠牲になったわ。私の両親も含めてね」
「それは……」
「でも相手は明らかに人じゃなかったし、クマに襲われたようなものじゃない。事故と何が違うのかしら?」
「……」
割り切りが良過ぎて絶句した。
ファイの価値観から言っても、親を殺されれば普通は怒るものなのだが。
「ていうか、うみは両親のことが大好きだったみたいだけど、私はあの人たちが嫌いだったし、せいせいしたのよね」
うみが余計に怒りだすような発言すら飛び出した。
「私への復讐のために魔法少女になったのでは……?」
「説明が面倒だったからうみには適当にそう言ったけど、実際は違うわ。元から魔法少女になりたかったのよ。だって格好いいじゃない? 侵略者と身体を張って戦うのよ? 憧れない方がおかしいわ」
おそらくだが、その適当な説明をうみは頭から信じている気がする。
聞けば聞くほどに、ファイの中で妹が気の毒になる。
「魔法少女になれるのは『適正のある女性だけ』。私に適正があるのかどうかは賭けだったけど、なんとかマジカルギアに適応できたし、万々歳よ。うみも喜んでたわね。姉妹一緒に世界を救うんだって。
息が詰まるほど意識が高かったわねー。ちょっと両親を思い出しちゃった。可愛くなかったら許されない言動よ、アレ」
いかにも妹のことをペット程度にしか思っていないような言動だった。
懐かしそうに目を細め、くすくすと笑うさなのことが、どんどん理外の生物になっていく。
心当たりがまったくないわけではなかったが。
「あまり訊ねたくない情報なんだが……もしかして、私との戦いを楽しんでなかったか?」
ファイのその質問を待ってたかのように、さなは今までほとんど見たことのない笑顔で応じる。
「もちろん、生きてて一番楽しかったわよ! あなたと痛みを交換して、あなたと対等に同じだけの勝機をやり繰りして、あなたと全力で殺し合ったのよ!
もう、もう、今思い出すだけでも昂るわ! あのとき、私が何を考えてたかわかる?
『ああ、ここで死んでしまいたい』と、本当に心の底からそう思ってたのよ! 本当に、いくら言葉にしても足りないくらい、私の心はあなたに夢中で……!」
当然だが、侵略者側の有力な幹部であった無間飢餓獣ファイナルバハムートにとって、対等な勝機を持つ相手など悪夢でしかない。
戦えば死ぬかもしれない勝負に身を晒すのは組織の末端の末端だ。頭に近い場所にいる者が、そんな状況に陥ること自体常軌を逸している。
うみもそうだが、さなは更に洗練され、研磨され、巨大な力を付けた魔法少女だった。
それこそ時代を変え得る程の。
彼女が有名な理由の大半は、結局のところ誰よりも強いからだ。
強くなった理由が最低でさえなければ、一点の曇りもない英雄だったろうに。
「……だから、あなたのこと殺したくなくなったのよね。途中から」
「私は仇のはずだが?」
「重ねて言うけど両親のことは嫌いだったのよ。別に何かされたわけじゃないのだけど『魔法少女になりたい』って言ったら『危険だからダメだ』って大反対されちゃって。
だから、ファイのことが初めて見たときから大好きだったのよ」
「何故?」
「私の夢の最大の障害をあっさりぶち壊したから。魔法少女と並んで、力強いあなたも私の憧れ」
「……その話、うみにしたことはあるか?」
「ないわよ。訊かれたことないし。うみも多かれ少なかれ、私と同じ気質なんじゃないかしら。戦うことが好きで、あなたのこともそこまで嫌いじゃないのよ」
――そんなわけがないだろう。
と、そこまで言う義理はないが、もしさなが馬鹿正直にこの本音をうみにぶちまけたなら、そのときは殺し合いでは済まないかもしれない。
あの様子だと、八つ当たりにファイにまで命の危険が迫るだろう。
訊かれたことがないから答えたことがない、というのは『大して感慨がないから訊かれれば全部答える』ということだ。
そして、先ほどのうみの気の落ち込みようを見るに、おそらくうみは絶対に、さなに復讐に関するアレコレを訊くに違いない。
ただでさえ捕囚という微妙な立場のファイとしては、これ以上の面倒ごとはとにかく避けたい。
何より、あの真面目なうみがさなの本性を知ってしまうのはこう、いたたまれなさ過ぎる。
「……さな。一つ頼みたいことがあるんだが」
なのでファイは、あくまで保身と自らの精神の安寧のために言う。
「うみには、ここで話したことは内緒にしておこう」
「何故?」
「憧れだなんだと恥ずかしいからだ。私が」
さなは一瞬、きょとんとした顔を浮かべた。
すぐに破顔し、小さく笑い声を上げ始める。
「ふふふっ。意外ね。そんな可愛いことを言うなんて。宇宙人のクセに」
「料理が来たぞ」
「ええ。いっぱい食べてね。
この女は危険だ。特に、うみにとっては。
うみにとって危険である限り、ファイにとっても危険なのだ。妹の方も強力な魔法少女なので、あまり機嫌を損ねたくはない。
今となっては侵略者側を裏切ったことに何の感慨もないし、殺すことに呵責はないが、この二人の怒りや不興を買うのだけは御免だった。
まだファイは死にたくない。
◆◆◆◆
子供のころ。あの運命の日のことを覚えている。
魔法少女はそのすべてが
長く家から離れていたため姉はもう覚えていないらしいが、自分は家の間取りをすべて覚えていた。
あの日は、姉と一緒に二階の子供部屋で寝ていたのだ。すべては夜に起こったことだった。
突如一階から響いたガラスが割れる豪奢な音。
一緒に寝ていたさなは跳び起き、何の迷いもなく部屋から出る。
「待ってよ、お姉ちゃん」
それに続くのは、へっぴり腰の小さな自分だ。
むかしから姉は、自分の前を歩いていた。勇気があるのか、好奇心が旺盛なのか。
今となっては、多分両方なのだろうなと思う。
姉は後ろについてくる自分に気が付いたらしいが、すぐに前に向き直り、一階へと降りていく。
一階にあったのは、地獄だった。
「え……」
部屋の電灯は、壊されていた。天井にへばりついた、誰かの腕によって。
扉が壊されていたのでリビングルームが丸見えだった。飛び散った、誰かの下半身によって。
誰がどれとかは、もうわからなかった。黒い肉塊に無数の口が付いたような怪物が、頭だけを鷲掴みにして顔を正面から食いちぎって――
「あ、ひ、いやあっ……!?」
その悲鳴に、怪物が気付かないはずがなかった。顔を食いちぎる口が止まり、肉塊が身じろぎをし始める。
暗くてよく見えないが、粘性の高い液体を踏むびちゃりという音が数歩近付く。
どこが顔だとかは判然としない。だが、怪物はこちらを見ているのだ。
「あァ……子供か。食いでが無さそうだなぁ……これなら別に食わなくてもいいや……」
ふと、そんな声が聞こえた。複数の口で言っているのか、多くの声が重なったような声だった。
興味が失せた、と態度と言動のすべてで怪物が語る。
だが、うみはへたり込んだまま動けなかった。涙は出ないが、これは何かが目に詰まっているような感じだった。
悲しすぎて、怖すぎて、涙が出ない。
「成長したら、また食いにくるかもな……」
「待って!」
信じられないことが、もう一度起こった。
せっかく去ろうとしていた怪物に、姉が声を上げたのだ。
驚くしかなかった。姉は、まだ真っ直ぐ立っていた。震えてすらいない。
「あなた、名前は!?」
「……無限飢餓獣ファイナルバハムート……ええと、こっちの言葉だとなんだったか。幹部? 軍団長……? まあ、偉くて強いヤツだ」
「私は天杉さな! 覚えといて! 大きくなったら絶対……絶対に、あなたに会いに行くから! 絶対に!」
「……」
肉塊は、その言葉を聞いたきり消えた。
後にわかったことだが、このとき天杉家を襲ったのはファイナルバハムートの触手の一つでしかなかった。
本体はビルよりも大きく、また触手も無数に分化する。
戦えば、あるいは危害を加えようとすれば命は無かった。
「お姉ちゃん……」
ここから先の記憶は、突然現実味を失う。
これまでの記憶も悪夢そのものだったが、そのせいできっと見間違えたのだろう。
あの姉が。誰よりも強くて格好いい天杉さなが――
「……お姉ちゃん?」
「くひっ……」
親のバラバラ死体を見て、笑っていたなどと。
こればかりは、夢に違いない。
うみにとって、さなは憧れなのだから。こんな表情をするはずがないのだ。
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