第4話 猪を追う勇者
試行錯誤して数日すごし。
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名前:
レベル:7
STR:F
VIT:F
DEX:F
AGI:F
MAG:F
MEN:F
AS:
[ 火属性魔法 Lv.4 ]
[ 鑑定 Lv.3 ]
[ Empty ]
PS:
[ Empty ]
[ Empty ]
[ Empty ]
装備:
なし
SP:4
称号:
いっぱい
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あまり変わっていない。
自信は少しだけついた。
少し遠くまで探索。
マッドボア、いけるか……?
「焼き尽くせ、紅蓮の炎……ファイア!」
ゴウッ
一撃じゃ……死なない。
「ファイア、ファイア!」
通常詠唱→短縮詠唱→無詠唱。
威力がそれぞれ、半分、1/4といったところか。
魔法の名前すら言わなければ、1/8くらいまで激減する。
「地獄の王スルトよ、御身の剣、我が右手に。地獄の侯爵イフリートよ、そなたの鎚、我が左手に」
詠唱は、気持ちがこもっていれば良いらしい。
その場で思いついたのを、適当に口にする。
「ファイア!」
通常詠唱より長く詠唱すれば、それだけ威力が上がる。
ゴウッ!
マッドボアを焼き尽くした。
ちなみに、詠唱を長くして威力を上げたり、短縮詠唱をしたりすると、燃費は悪くなる。
かなり……きつい。
MPを使えば使う程、最大MPや回復速度は増えるみたいだけど。
……ほら、初めての敵を倒したよ?
<称号『猪を追う勇者』を獲得しました[1]>
最近、何かやった後に催促すると、スキルポイントを貰える事に気付いた。
……案外、うっかりしているんじゃ無いだろうか?
<称号『失礼ですね』を獲得しました[1]>
だって、崖を登った時も何も貰えなかったし。
<称号『石垣を上った時にあげたでしょう』を獲得しました[1]>
石垣と、崖は別物じゃないかな?
<称号『一緒です』を獲得しました[1]>
<称号『甘えないで下さい』を獲得しました[1]>
意外と厳しいらしい。
<称号『当然です』を獲得しました[1]>
この先……どんどん、何かを達成する、というのは難しくなる。
そうなると、スキル取得は先細り……大事に使わなければ。
<称号『そ』を獲得しました[1]>
<称号『う』を獲得しました[1]>
<称号『で』を獲得しました[1]>
<称号『す』を獲得しました[1]>
<称号『よ』を獲得しました[1]>
……いや、色々試してた時より、なんか雑談みたいな感じですげー貰えてるの、凄く納得いかないんだけど。
<称号『lololololololol』を獲得しました[50]>
ああっ。
50ptとか、今までの苦労が何って感じにっ。
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