第21話 意図無き失踪

その後またメイドが来て食器を片付けてくれた。


まぁ、本題に入ろう。


さてさて…ギルドカードときたか。


ただ、あのなんちゃら機関ってことはギルドが沢山あるんだろうな…。


まぁいいや。


とりあえず、【闇縅】を吸わせよう。


ずるずると【闇縅】が現れ、吸収されて行く。


そうすると、カードの黄緑色がみるみる内に濃い赤色に金色の菊花紋章が彩られる。


しかし、住所はリンデン信仰国の首都となっている、と。


記載されているのは他に名前、年齢、ジョブ?、とレベル…に称号?


つまり俺の名前…つまり東雲悠斗、18歳、ジョブが未記載、レベル28。あとは…称号? 異端者の騎士…ヘレティックの件で得た奴だな。


ジョブ…どうやって分かるんだろう?


大抵神殿とかなんとかでわかるけどな。


…その日は【闇縅】の練習した後飯食ってシャワー浴びて寝た。


はい、翌日!こけこっこー!


朝起きたらそのままお姫様に連れてかれた。


パジャマで連れてかれそうになったので、流石に【器】と【闇縅】で生み出した服とインナー兼防具を身につけておく。


ついていった先には案の定でっかい神殿。


ここでジョブを調べるらしい…。


分からん。頭の中に浮かんでくるとかなんとか。


まぁいい。入ってみるか。


そして入ろうとした瞬間、俺は、その場から姿を消した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る