第11話 先駆者

私はナーシセス・オルテア。リンデン信仰国の王家の2女。


正直このまま家を継ぐのは長男の兄さんや、長女の姉さん。


そこで疎まれるのは、私。


結局この跡継ぎのゴタゴタが終わるまで、東の帝国の高等学校、通称「学園」に行かされることになった。


東の帝国は、皇家と呼ばれる家が代々継ぐ君主制の国。


治安は良く、軍事力は世界67位中第3位ってよく言われてる。


列強諸国の1つで、他には西の帝国に北の王国と私の国、リンデンがあるの!。


東の帝国は「サンライズ」、西の帝国は「ドーン」、北の王国は「ビッグ・ディパー」と呼ばれてる。


西の帝国、北の王国は実力主義。東の帝国はリンデンと同じで皇家、王家がある。


まぁ…これから国を離れるから自分の国って言っても微妙なんだけどね…。


話を戻しましょう。そこで、父が護衛を付けてくれることになったの。


東の帝国の「学園」は実力者が集まってるらしいし、道中も不安だからって。


ただ騎士たちも不用意に動かすと跡継ぎ争いに一悶着起こすかもしれない、とのことで…選抜された騎士4人と、「召喚」を行うことになったの!


「召喚」ってのは異世界から人を呼び出すことで、すっごい強いんだって!


ただ、変人が多かったりもするんだけどね…でも背に腹はかえられない!


思い切って召喚したら…妙に落ち着いてる。


おかしいと思ってたら、少し違う「勇士」だったの!


「勇士」は前に200年前に召喚されて、【魔術】を使う人だったみたい。


今も錬金術を使って不老不死の薬っていうのを使って東の帝国の学園でずっと研究してるらしいの…。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る