第9話 安寧は終焉する

はい、3年が経ちました。


変わったことといえば、部屋が変わった。


起きたら、一軒家と草原になってた。


近くには山岳とか、砂漠とか森林があった。


多分、これから7年でここから違う場所に行く。


その時の為の、準備だと思う。


あとショットガンも練習しだしたよ。AA-12。


反動少ないね!


バイクに乗ってみたけど、久しぶりに乗れて楽しかった。


終わり!




はい、4年目。


なんか慣れてきた。


正直あとは体を作って少しでも知識を付けよう。数学とか理科とか。


あとはスタンド出そうと思ったけど、あれは無理みたいだ。





5年目ぇ!!!


立体機動装置を使えるようになった!


俺の骨が10何回犠牲になったけどな!!!!!


バイオの救急スプレーだけどどんな傷にでもあれは効くらしい…お世話になりました。


…後々【鎧】で防具を付ければよかったと気付いた。その時には既に7年目だったけど…。





8年目。


…これで【器】が弱いという評価なのだから、他はどんな化け物なのだろう。


今度はふざけてダクソの深淵の監視者スタイルで【鎧】を使ってやってみた。


意外と大剣&短剣という使い方が俺に合ってたので、今度からこれで行こうと思う。


立体機動装置は銃も使えないし、防具も軽いのしか使えないので戦闘では実用的では無いかもしれない。


あと、漫画やアニメで見た「あれ」を完全に再現できている訳では無いらしい。現実には、立体機動装置であってもあの量のガスをあんな小さなボンベに詰めるのは無理があるように、心から生み出されるスタンドも【器】で生み出せない。




9年目。


機関銃もやってみた。最近時の流れが早く感じるようになってきた。


正直変わり映えのない景色だ。


この生活もあと1年で終わりかと思うと、感慨深くなる。


機関銃はM249。ミニミ機関銃ってやつだね。


MG42も考えたけど1人で持ち運べないことをてっきり忘れていて、途中まで練習していた。


つまり俺はファイブセブン、G42、AA-12、ベクター、P90、HK416、M110、G28、ベレッタ、ミニミという何種類もの銃を使えるようになった。


正直、これでも足りないんじゃないかと思う。


いくら銃とはいえ、こんな能力が与えられるということは、それなりの能力を常人が持っているということだ…俺が行くのは、地球じゃないともう悟っている。





10年目。


実用的なもので、習得できたのを纏めてみた。

・銃器類

・深淵の監視者スタイル

・バイクでの立ち乗り射撃


こんなものかな。


…正直、呆気なかった20年だと思う。


さてさて、ここからどうなるか。


それは、俺次第だ。


俺が、運命を決める。


運命には逆らわない。


運命を、変えるのだから。

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