第三話 アオイソラ

「惚れた」

私がそうつぶやくと、


「マジか」と汐ちゃん。


「エー…ここで、新任の先生を紹介いたします。どうぞ」

と、校長先生。


あ…さっきのセンセイだ!やっぱタイプ。

順番からいって、最後かな??


「梓です。〜〜…」


とか、他の先生たちが話してる間もなお、

私は例のあの人をずーっと見ていた。


そしてあの人の番!


「桂 紘高です。

 桂先生って読んでください(笑)」


コワモテな印象とは裏腹に、

優しそうな笑みを浮かべる彼から

私は、目が離せなかった。


「桂センセイ…かぁ…」

私は思わずため息をつく。


―…ワクワク💓、ドキドキ💗


いろんな感情が私の心を駆け巡る。


最近感じていなかったドキドキで

胸が埋め尽くされていく…


こんな気持ち、いつぶりだろう…


朱藍と別れて失った『恋する気持ち』が

蘇って、私を何処かへ連れて行ってくれる。


恋したいって。

どこかでそう、思ってたのかもな…


朱藍のことは、もう吹っ切れた。

『次の恋』を探す私は、輝いてるかな?


恋する女の子は可愛くなるらしい。


元々可愛い子はどうやねん!とか、

めっちゃ思ってたんだよね。


って事はさておき、これからどうしよっか。

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《作者の考え、FREE★SPACE》


Q.恋って何色だろう…?


―…ふと、考えた。


もしも恋が虹色なら、

好きな人は私を染める絵の具!

パレットはライバル!波乱を巻き起こすの。


そして私は、大きくどこまでも続く物語。


―…終わらない物語。

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「莉央、アメリカ留学してた『朱藍』

 って奴がいるらし〜。で、イケメン✨」


『莉央』と呼ばれた女は、

不気味に口角をつり上げて…不敵に笑った。


「アラン君ってゆーの?手に入れないとネ」


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少し短くなりましたが、やっぱ女の子って

恋する生き物ですよね(笑)


私はセンセイに恋してますが…

実ることはないです涙(多分一生…)


このストーリーは、

『きっと実らない恋』を1テーマにして、

主人公の『実らせたい恋』と変換した結果、

名前が実浬になりました!


ちなみに先生の名前は、私の大スキな先生から取っています✨


やっぱり、言えない想いってあるんですよね…(泣)


ってことで、引き続きお願いします✨💓

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センセイの太陽 チョココ(#金・土曜更新っ子) @Katsura-teacher

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