私がカクヨムを選んだワケ
「小説家になろう」でもなく「MAGNET MACROLINK」でもなく「アルファポリス」でも「エブリスタ」でもなく、「カクヨム」を貴方が選んだのはなぜですか?
まあ、他のサイトでも同時に活動しているかたも多いと思いますので、「カクヨムを選択肢に加えたのはなぜですか」という尋ね方のほうが正しいとは思いますが、要点は同じです。
山ほどあるフリー投稿サイトの中で、なぜカクヨムを選んだのですか?
カクヨムのキャッチフレーズでもある「無料で書ける、読める、伝えられる」からだけではないことは確かですよね?
だって他サイトだって全部無料ですから(笑)。
こんなキャッチフレーズでは、レビューつきませんよ!
私がカクヨムを選んだ理由は。
はっきり、ざっくり、ぶっちゃけすぎて言うなら。
「ブランド」と「消去法」です。
……言っちゃった~
ぶっちゃけるって、けっこう気持ちイイ~
スースーするぅ!
私がフリー投稿サイトを利用しようと思ったとき、最も重要視したのは「オタクではないリアル知人、いわゆるマジョリティがそのサイトを見てどう思うか」でした。
「オタク」とバレたくないのではありません。
その程度のことは誰でも私の言動で判るし(笑)、私のエッセイはオタク冗談まみれですから。
「カドカワ」のブランドは、マジョリティにとって強力です。「はてな」はともかく(笑)、「カドカワ」を知らないかたは少ないし、しかも「カクヨム」の名前の
※ご注意 それでも、今でも、「カクヨム」を「怪しいサイト」だと思っているリアル知人は実在します。そのかたは、不安よりも私への興味が上回ったから、自作品を読んでくださったのです。そうでなければ、そのかたは、一生カクヨムに近寄ることはなかったかも知れません。
マジョリティなんて、そんなもんだ。忘れてはいけませんよ!
次に、「消去法」とは。
このテキストの第二話「おまえの腰巻をつけてやる!」の冒頭でも触れましたが、マジョリティは、ゲーム絵の美少女のイラストがずらりと並ぶ
そのような観点で見ると、「小説家になろう」がダントツでトップ、次点でカクヨム、残りはそれ以下になります。
しかし、「小説家になろう」は、そのサイト名が最悪です。私の勤めている会社の社長に「いつか小説家になりたいのか、じゃあウチの会社を腰かけと思っているんだな」なんて思われたくないからです。
いや、それが事実ならそう思われてもいいですよ?
決してそうじゃないんですから。
こうして、私はカクヨムを選んだのでございます。
以降、私はカクヨムでしか投稿していないので、カクヨムが他サイトと比べて、どれだけ、優れているか、優れていないか、を実体験として述べることはできません。
しかし、他のかたの意見を拝見する限り、カクヨムは、文章作成機能とサロン機能に優れていて、コロセウムやファームとしては能力と人気がイマイチ、二次創作とエロにはそれなりに寛大、そして他サイトを「卒業」したかたの受け皿となっている、ように見えます。
だとしたら、私の選択はベストではなかったとしても、少なくともベターであったと、思うのです。
※ご注意 ここに付記します。令和2年10月1日より、私は「小説家になろう」にも重複投稿しています。「なろう」への投稿はリアル知人には告知していません。
なお、今回の本題から少し外れますが、カクヨムのキャッチフレーズ「無料で書ける、読める、伝えられる」について、私の考察を述べておきたいと思います。
このキャッチフレーズを考案・検討するとき、カクヨム立ち上げスタッフやキーパーソンのかたが比較対象としたのは、「自費出版」や「同人誌」であったのではないでしょうか。
それならば確かに、わざわざ「無料」を強調することには意味があるでしょう。
私自身は同人誌即売会に出品側で参加したことはありませんが、文字主体の同人誌を出しているかたのお話を聞いたことがあります。よっぽど人気のサークルでもない限り、印刷業者の最低部数で頼んでも、そのほとんどが売れ残るのが普通だとか。
それなりのお金をかけているのに、カクヨムで底辺作家と自嘲するかたのPVほど読まれもしない。そんな現実を知っていれば、確かに「無料」であることには価値があるでしょう。自費出版も同様です。
ただ、「リアルな本」の本当の価値は、いつだってプライスレスです。
と、いうことはたぶん。
思慮なきかたには馬鹿まるだしとしか思えないキャッチフレーズの本質とは。
「カクヨムはリアルな本に匹敵する存在になる!」という「誓い」なのだろう、と私は思います。
そうですよね?
決して、「おまえらはこの程度がお似合いだ」なんてハズレ的な発想ではありませんよね?
本筋に戻りますが、いま利用している投稿サイトを選んだ理由を再確認することは、これからの活動を決める大事なポイントになると思うのです。
貴方が「カクヨム」を選んだのはなぜですか?
さて、次回は。
作家になるためのヒントを述べたいと思います。
えっ、小説家になりたくないって言ったのに?
もっと
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