レビューを増やす方法

何度も書いていますが、私は周囲のかたがたにカクヨムで書いていることをカミングアウトしています。友人のみならず、妻の友人やら同僚やらマンション理事会のかたがたにまでお知らせしています。

年賀状はもちろん、フライヤー(名刺タイプ)などもPCで作って配布しています。

QRコード入りです。


必死だな!


残念ながら、ほとんどのかたは実際に読むには至りません(当たり前です)。

しかし、そのぶん口頭で良い感想などをいただいたりすると、リアルな感謝と快感にうち震えるのです。あ~俺って生きてる!

自作品の結婚エッセイ「コケッコー御結婚」を読んでくださった若い女性から「おふたりって私の理想の夫婦なんですよ」と言われたこともあります!


そしてさらに、ごく少数ですが、実際にカクヨムに登録して、レビューしてくださるかたもおられます。私のこのリアル活動は、カクヨムというサイトの宣伝にも繋がるもの、と自負しています。規約にも反する恐れがないしね!


さて。


今回は「レビューを増やす方法」について、語りたいと思います。

完全に「作者さん向け」の内容になってしまいますが、読み専門のかたにも「実録!尻鳥のテクを明かします!」という興味本位で読んでいただけたら幸いです。


※ご注意 このテキストは「尻鳥のやりかた」を書くものです。私はあくまで貴方の自由を尊重します。まあ、私程度のレビュー数では、マネしたってしょうがないかもね!

でも、貴方の方法にプラスしたら、レビュー数が倍増するかも?


「レビューを増やす方法」のひとつは、冒頭に書いたようにリアル活動をすることですが、これは私のように恥知らず(笑)だからこそできることです。

作者さんには、執筆活動自体を秘密にしているかたもおられると思います。その気持ちは判ります。世の中には人の趣味にケチつけるかたがいますからね。

それに、カミングアウトしてないからと言って、じゃあその作者さんに自信や誇りがないのかと言えば、そんなはずはありません。自分に合わないことを無理にしなくてもいいと思います。


まず、当たり前ですが、レビューを増やすもっとも正当的かつ効果的な方法は、面白い作品を書くことです。


簡単にそんなことできたら苦労しないよ!


それは私も含めて、みなさん個々で頑張っていただくとして、それ以外の方法は、私が行っている限り次のようなものになります。



① 目玉商品を書く

② ペンネームがタイトルに入った作品を書く

③ それなりの「ルックス」を用意する

④ 他の作者さんの作品に積極的に反応する

⑤ 限界リミットラインを知る


※ご注意 私はSNSは活用していません、ツイッターのアカウントは一応持っていますが、これは無料Wifi認証用と読み専用にのみ使用しています。



①の目玉商品とは、短く、お気軽に読めるものです。できればカクヨム外からの検索にもかかりやすい、キャッチーなタイトルが望ましいと考えています。

私は実際に、次のような目玉商品を用意しています。


「たった1000文字で、貴方は絶対騙される」 約1000文字

「バルスを覚えた日」  ※現在のバージョンは5000字越え

「超簡単!アニメクイズ」  約900文字


この「対策」は、私自身の行動を振り返って見て採りました。

とある作者さんに興味が湧いて、その作品ページに行ったとき、いざ何か読もうとしても何を読んだらいいのか分らない、ということが、ままあるのです。


「おすすめとか、何か手軽そうなのがあればなあ……」


この目玉商品は、私のそんな願いを応用したものです。実際、私のページを訪れたかたは、上記の作品をまず応援・レビュー・フォローする、といったケースが多いように思えます。で、その後に私が読んでほしいメインコンテンツに繋がるか、というと、そうでもない(苦笑)。でも、とりあえず自作品をヒイキしてくれる段階まで行けたのです。


もしこの先、私の投稿タイトルが多くなりすぎたら、上記の3作品のキャッチフレーズ冒頭に、【本日のおすすめ】という文言を挿入しようと思っています。



②について、私は「尻鳥雅晶 全作品リスト」という作品を書いています。

誰にでも「作品ページ」が用意されているのに、なぜこんなものが必要なのか。

その理由は、「カクヨムでエゴサーチをした人、または(私のように)リアル知人からペンネームによる検索結果を教えてもらった人」しか判りません。


※ご注意 このテクは、それなりに個性的なペンネームのかたのみ有効です。


貴方のペンネームは不明なので、他のかたの名前で実験してみましょう。

カクヨムにて累計ランキング1位(変動あり)は、「槻影」さんの作品です。

このペンネーム「槻影」を、カクヨムのトップにある「虫眼鏡の枠」つまり検索ウィンドウに入力してみてください。


すると……あれっ!?

デカデカと「小説は見つかりませんでした」「別の検索ワードで再度お試しください」と出てしまうではありませんか!


もちろん、注意深い人なら、その下の段の欄の、そのまた下の段の欄に、上記の文字より小さな文字で、「槻影」さんの名前が表示されていることに気付くでしょう。その文字をタップすれば、槻影さんの作品ページに行くことができるでしょう。


しかし……スマホとは、そもそも読み飛ばすものでないですか?

貴方は「同意する」に伴う小さな文字の契約内容をすべて読んでますか?


想像してみてください。

いま、貴方は本屋さんの店頭に立っています。

このときの貴方は、槻影さんを知っていても、カクヨムというサイトは知りません。

目の前のポップには、「槻影の最新作!カクヨムでも書いてます」とあり、興味を持った貴方はスマホで、カクヨムのサイトを探して開き、トップ画面で槻影さんの名前を入力します。そして……


「あれっ、何か間違ったかな……もういいや、めんどくさい」


これは、私の知人が「尻鳥雅晶」で検索したときの、実体験です!

尻鳥と槻影さんでは扱いが違うから、違う結果になるだろうって?

カクヨム自体を知らないマジョリティの話ですよ?


※ご注意 私はこの現状をすでに平成の時代に運営に伝えています。運営のかたがたは有能ですので、現在も変わっていないということは、変える必要のない仕様だと認識されておられるということであり、したがって今後も変わる見込みはまったくありません。


もしも私がリアル活動をしてなかったら気付かなかったとは思いますが、気付いてしまったので、対策として「尻鳥雅晶 全作品リスト」という作品を書きました。

検索結果の表示ページにこの作品があれば、私のペンネームを検索したかたは、すぐ「あ、ホントに書いてる」と判り、レビューしてくれる確率も上がるワケです。



③の、「ルックス」については、前項にて説明した通りです。

しかし、この項のテキストのみ読まれるかたもおられると思いますので、念のためコピぺしておきます。


「ルックス」とは、私が独自に名付けたガイネンで、カクヨムにおいて読者さんが最初に必ず目にする要素、


タイトル

キャッチコピー

ペンネーム(なければユーザーID)

作品のジャンル


の、4つを合わせたものを指します。


他の読者さんがどう考えるかは知りませんが、私が考える優れたイケメンルックスとは、「その作品の、中身と等身大の面白さが伝わってくる」ものです。


自分が他のかたの作品を選ぶときに、どういうルックスならばその作品を読みたいと思うのか、という自分への問いかけを私はします。そして、できるだけそのとおりに自分も、する。したい。しといたほうがいいんじゃないかな。できる範囲で~


まあ、他人に厳しく自分に甘いのが人間というものです!


蛇足ですが、「ルックス」の一部であるキャッチフレーズに、「〇〇〇PV感謝!」という数字を入れるかたがおられます。その気持ちはよくわかりますが、私はそうしようとはまったく思いません。前々項で述べた通り、私は単なるPVの数字を信用してないし、また数字が入っただけで反発する読者さんもいるだろう、と考えてしまうからです。

「売れてます!」というポップで、逆に買う気のなくなる人もいるからね!



④の、他の作者さんの作品に積極的に反応する、というのは、私の実体験に基づくものです。

それだけ聞いた慌てんぼさんなら、「ああ、なるほど、相互クラスタってやつね」と、早飲み込みしてしまうかも知れません。


いいえ、違います。

作者さん同士がレビューをつけあう約束の関係、いわゆる「相互クラスタ」というサロンについて、私はもともとあまり理解できません。

「嫌い」ではなくて、「理解」できないのです。それのどこが面白いのか、まったく判らないからです。ウォーキング大会でタクシーを使うかたのように。


私が他の作者さんを評価するのは、カクヨムというある種のロールプレイングを楽しんでいるからです。そういう自分に酔っているからです。

しかし、そんなことを続けていると、頼まなくても私という作者に興味を持ってくれるかたが出てくることを、私は実際に何度も経験しました。

別の作者さんのために書かれたとある本レビに「いいね!」しただけで、その本レビを書かれたかたにフォローいただいたこともあります。


この、ゲーム感覚を満たしながら、かつ、リアルなコミュにも通じる喜びと感謝を感じさせてもらったうえに、しかもレビューが増えるのなら。


やらないという選択肢はないやろ。



⑤の、自分に問いかける、とは。

私がレビューを欲しいのは、楽しさを継続させるあかし、モチベーションが欲しいからです。だから、レビューを増やすために、楽しくないことはできません。しかし逆に、楽しさを損なわない範囲なら、何をしてもいいと思っているのです。


これが、私の、レビューを増やす手段のための、限界リミットラインとなります。

それを知れば、おのずと、やるべきことが見えてくる、やってはいけないことが見えてくる。私はそう考えています。


私のリアル活動を、不正の一種と感じるかたもおられるでしょう。

カクヨムをMMORPGとしてとらえることを、気持ちワルイと思うかたもおられるでしょう。

プロを目指しているかたも、ランキングいのちのかたも、レビ乞食にはなりたくないと思って何もしないかたも、SNSを活用するかたも、相互クラスタやボットさえいとわないかたも、おられるでしょう。


貴方の限界リミットラインは、どこに引かれていますか?



以上が、私が実践していて、かつ、今まであまり言及されていない視点から見た、「レビューを増やす方法」です。


※ご注意 「レビューを貰う」ではなくて、「レビューを増やす」ですからね!

1個でも増えたら、別に間違ってないもん。


さて、次回は。

私がカクヨムを選んだ理由を語りたいと思います。

貴方がフリー投稿サイトを選択するときの参考になれば、幸いです。



無料フリーで書ける、読める、伝えられる。

もっと自由フリーに、カクヨムライフを。



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