第5話第一幕、第二場、連鎖首吊


ーー倉山の家は、長男英明を失っても、次男と三男がいる


「ママ、大丈夫」

「兄貴、(天国で)元気にしてるかな」


そういいながら、二人で時計を見てる

ちくたく、ちっくたく、ちっくたく


「おや、おいしそうな子供だねぇ」


耳元から老婆の声がするーー体動かない、、、腕を動かせない、殴れない


首が閉まるー――息ができない

ふわりと宙に浮く

「---金のために、死んでおくんなひっひっひっ、あんたの平凡な人生を

あたしの「非凡」な才能のために「交代」してやるのさひっひっひっ」


ーーー助けて、お母ちゃん、、、それが「弟」の最後のセリフだった



「うわあああ」

腰を抜かす、「ああ、ああ」失禁する「おやおや情けないねぇ、」ぎゅっと股間が握りつぶされる

「痛い、痛い、痛い」破裂「あ、ああああ」

痛みをごまかすために、脳内麻薬が、全身に回るーー涙を浮かべ、こうこうとした表情になる

「おやいい顔だねぇーーあんたの死に顔見せてみな」


「きゃーー」

首をっつた二人、恍惚とした表情で、よだれを垂らしながら、生命いのち

終えた「兄」



、、、倉山家一族に対する「呪い」はもう、止まらない

ーー動き出した、、、不穏な風が一陣するりとはいってきた

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その一族、血の因果によりて、「地獄」を見る 暇の三 @13222uygu

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