手紙の代わりに、思い出話を

拝啓

親愛なる友人へ

君が地元を離れてから2年の月日が経ちました。

今どこで何をしているのか知りませんが、

連絡取れずはやめてくださいと最後の日に言ったはずです。

まぁ、それは今はいいでしょう。

そういえば、結婚式の招待状を受け取りました。

ご結婚、おめでとうございます。

君の綺麗な花嫁姿を楽しみにしてますが、ブーケトスには参加しなくていいですよね？

私、まだ独り身で十分楽しいです。

というか、君の結婚がこんなにも早いなんて思ってもいませんでした。

せいぜい幸せになってください。

また君とふたりで遊びに行きたいものですが、それもまだまだ叶いませんかね？

最後に、この手紙に返事はいりません。

君の幸せな笑顔が見られればそれでいいです。

敬具