事の端あはせ(2006~2007/和FT・平安末期・源平・龍・天狗・シリアス・微糖)
◇概要
『事の端あはせ』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881045349
■ジャンル
歴史・時代・伝奇
■キャッチコピー
少女の言の葉が、平家を殺す。
■あらすじ
平家に親を殺され憎む少女・八重は、幼い頃に天狗になると言い残して姿を消した兄を探している。
兄を探す道中で出会ったのは、人嫌いの異形・千瞑(ちめい)と、人好きな龍・白淳(びゃくしゅん)の、人ならざる者達だった。
白淳の手助けを借りて兄探しを行う最中、平家の郎等の悪業を目にした八重は、激昂し彼らへ激しい言葉をぶつける。
すると彼女の発した言葉通りに、郎等はその場で事切れてしまい――。
平安末期、平家の台頭する世を舞台とした和風ファンタジー。
※2018年11月より改稿版掲載。
◇この作品について
長らく『長編で唯一の完結作品』という地位をほしいままにしていた。しなくていいもっと増やせ。
もっとも本作の文字数は7万字程度なので、多くの場面では長編という基準から外れてしまうかもしれない。コンテストとかにはだいたい応募できない。
だけどこのページは、私の作品を私の分かりやすいように整理することが目的なので、便宜上、長編にカテゴライズしている。
2018年に改稿しているが、初稿は2006~2007年に完成させているので、タイトルにはそう記載している。
初稿は大学の文学サークルの機関誌にて発表している。
が、機関誌での完結はしていない。
長すぎて掲載できず、没になったためである。
同じ理由で機関誌での掲載が難しくなったメンバーが集まり、有志で別途冊子を作る動きもあったが、結局それもたち消えた気がする。どうだったかな。
なので、後半はそちらでは未出。後半どころか、1/3も掲載しただろうか。
後に、個人で同人誌を作成し、文学フリマで頒布した。
が、改稿前のものなので、少し恥ずかしい。
なお、続編の構想があったりする。
が、一応ちゃんと調べてから書きたいので、まだしばらく書く予定はない。
続編ではあるが、平安末期から室町末期まで時代が飛ぶので、扱いは別物になる。
なるったらなるんだよ。これはこれで完結している。本当に。マジで。
とはいえその場合、別作品ページを作るか、続けて掲載するか、悩むところである。別物ではあるけどかなり関連はあるし。
続けて書いた場合には、名実ともに長編になるけれども、多分、今度は文字数の上限を超えそうな予感がしている。
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