東西南北美宏 様
企画にご参加して頂きありがとうございます。
思わず「ええーっ!?」と最後のシーンで声が漏れてしまいました。
主人公の桜さんは恋愛とか少女を否定しながら実は自分がその恋する少女になっていたんですね?
それを横で見ていた幼馴染みの雪君は看破していて彼女の時間を止めた。
これも一つの愛の表現でしょうか?
うーん、衝撃が収まりません。
雪君の欲していたのは子供の桜さんだったのでしょうか?
答えは渡された手紙にあるのかな?
物凄く印象に残る作品ですね!
これはもう一度読み返さねば!
印象深い作品をありがとうございました!
みさきS
作者からの返信
ありがとうございます。
作者的にはそういう解釈で書いていますが、後で読み直すと分かりにくい表現も多く、あまり納得できていません。
そういう愛も好きなので書いてみました。
参加させていただきましてありがとうございました。
編集済
東西南北美宏さん
こんにちは。
最後の急な展開にビックリしました。
①雪は、少年である期間をできるかぎり短くしたとありますが、それはつまり、次のようなことでしょうか。
雪はまず桜のことを好きなってしまった(つまり少年になった)。だけど、恋愛感情に流されずに理想を追求できたならば、それはすなわち「少年」から「男」になれているということなので(そう解釈してみました)、好きな気持ちを抑えて相手を刺すことのできた雪は、もはや少年ではなく男となっている、ということですか?
②あと、雪は「(桜を)子どものままで止めた」と言っていますが、桜は最期に「女になれた」と言っています。これは両者間の見解の不一致ですね。なぜ桜は自身が女になれたと判断したのかが気になります。
「(とびきりひねくれた)女」になるためには、世の少年少女が憧れることを避けなければならないとのことなので、この最期の場面で、桜は何か普通の少女の人が憧れることを避けたのでしょうか。思い当たりません…。
③桜は「(雪は)私に合わせて男になった」と言っているので、その時点ですでに桜は「女」であるということですか。いつ桜が女になっていたのかわからない。むしろ雪は桜を子どものままで止めておくために刺したというのに。
全体として何か重要そうなメッセージを感じるけれど、解釈が落ち着かないためスッキリとしない読後感です!
ふつうの少年少女が憧れるものを無批判に自分も追及してたまるかという桜さんのスタンスは好きでした!
みのあおば